割れた卵は基本、軽度なヒビ割れ程度なら2日以内、完全に割れてしまっているならその日中に、念入りに加熱調理して食べましょう!
少しでも長持ちさせたい場合は、ひび割れた卵や、完全に割れた卵、どちらの場合でも、しっかり加熱調理して冷蔵や冷凍保存すると良いですよ。
卵って割れてしまうと、雑菌などが中身に侵入したり、付着するので、いつまでも日持ちしないのです…。
でも卵って、買ってから家に帰るまで、本当に知らぬ間に割れていた、なんてこともありますね。
そこで今回は、割れた卵はいつまでなら問題なく食べられるのか、日持ち期間や長持ちさせる保存方法を紹介します!
割れた卵の日持ちはいつまで?
割れた卵の日持ちは、
〇少しヒビが入っている程度→冷蔵保存で2日以内
〇完全に割れて中身が出ている→その日中に加熱調理して食べる
実は割れた卵っていつまでも日持ちはせず、日持ちする期間がとても短いのです…。
卵って割れて中身が空気に触れていると、雑菌が繁殖してしまうことがあり、とても不衛生なんですよ!
ただし、割れた卵の度合いによっては、その日中に食べなくても良い場合もあるもの。
殻に少しヒビが入っている状態なら、冷蔵保存しておけば、2日間は日持ちするでしょう。
といっても2日間しか日持ちしないので、必ずヒビ割れた卵を見つけたら、とにかく早めに消費しましょうね!
そして完全に割れた卵の場合は、卵の中身が既に、結構空気に触れてしまっているので、より素早く食べるべき。
でも生で食べると繁殖した雑菌により、食中毒を引き起こす可能性もあるので、必ずしっかりと加熱してから食べることが重要です。
ヒビ割れ程度でも、完全に割れた卵でも、加熱調理して早めに食べるべきなんですね!
割れた卵は食中毒の危険がある?
私はつい先日、いつ割れたか分からない卵を発見し、もう結構中身が固まるくらいになって劣化していたので、その卵は加熱調理もせずに処分しました。
卵の殻には「サルモネラ菌」が付着していることがあり、割れたところから菌が繁殖し、その卵を食べると食中毒になる危険があります。
サルモネラ菌は75℃以上で1分以上加熱すれば、ほとんど死滅するといわれています。
しかし、卵が割れてから1日を超えた状態になっているなら、たとえ加熱調理をしても、食中毒菌を完全に滅菌する、ということが出来ないケースもあるので、注意すべきですね。
私も長期間に渡って、中身が空気に触れた生卵は食べない方が良い、と聞いたことがあったので、すぐに処分したのですよ。
衛生面や食品安全上のためにも、割れた卵やヒビが殻に入っている卵は、しっかりと火を通して早めに食べるか、いつ割れたか分からない時は捨てると良いですよ!
ちょっともったいないような気もしますが、食中毒になったら大変なので、注意しましょうね!
割れた卵の保存方法
中身がこぼれそうなほど卵が割れてしまったら、すぐにお皿に割って取り出しましょう。
そして、ラップをして冷蔵庫で保存してくださいね。
保存の目安は当日中。
割れた卵は空気に触れるとどんどん酸化が進むので、できればすぐに加熱調理するのが一番よいです。
割れた殻のまま保存してしまうと、菌が繁殖してしまうこともあるので気をつけてくださいね。
割れた卵を長持ちさせる保存方法
割れた卵をすぐに食べきれない場合は、加熱調理をして冷蔵、または冷凍保存するといいですよ。
冷蔵保存
割れた卵は、すぐに十分な加熱調理をして、炒り卵や卵焼きを作ります。
タッパーなど密閉性の高い容器に入れて冷蔵保存すると、2~3日程度は長持ちさせることが可能ですよ。
卵はよーく加熱調理してあるなら、割れた卵であっても、空気に触れないように容器に入れて、冷蔵保存すればOKです。
そして保存しておいた卵を食べる際は、改めて電子レンジで1~2分以上は加熱して食べてくださいませ。
冷凍保存
加熱調理した卵をより長く日持ちさせたい場合は、冷凍がおすすめです。
冷凍すると、2週間程度は保存ができます。
1食分ずつ小分けにして冷凍すると、朝食やお弁当に使いやすくて便利ですよ。
炒り卵や卵焼きを作るときに砂糖を多めに入れておくと、解凍後の食感や風味が落ちにくくなります。
割れたりヒビが入ったタイミングを把握しているなら、炒り卵や卵焼きにして冷蔵・冷凍保存できますが、いつ割れたかが不明なら、加熱調理することも避けて捨てるべきでしょう。
どうか割れた時期が分からない、割れた卵に関しては、保存をせずに迷わず捨ててしまいましょうね!
卵に繁殖した食中毒菌に感染すると、本当に大変な症状が現れるので、気をつけるべきですよ。
卵って傷みやすいので、今後は極力、割ったりヒビが入らないように、より慎重に扱うように心掛けましょう。
私も卵を購入したら、絶対に割らないように注意しますよ!
せっかくの卵が割れたり、ヒビが入ってしまうと、かなりもったいないですからね。
まとめ
割れた卵は完全に割れているならいつまでも日持ちせず、1日しか冷蔵保存できないし、殻が少しヒビ割れしている卵でも、2日間しか日持ちしないので、やっぱり早めに消費すべき。
割れた卵、ヒビが入った卵に関しては、必ず食べる時は、十分な加熱調理をしましょう。
また、割れた卵もヒビが入った程度の卵も、そのままでは長期保存は出来ないので、炒り卵などにして保存容器に入れ、冷蔵保存すること。
ただし、いつ割れたのか分からない卵に関しては、割れている度合いに関わらず、必ず処分して、食べないようにしてくださいね!
食べると食中毒にかかる可能性もあるのでご注意を!