犬山祭り2023年の日程や見どころは？混雑状況やアクセス・駐車情報

愛知県犬山市で毎年４月に行われている犬山祭りが、2023年も実施されます。

犬山祭りは、1635年から毎年行われている伝統あるお祭りで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

迫力のある車山や見事な仕掛けのからくり人形など、どれも見ごたえがあるものばかり。

そんな犬山祭りの2023年の日程やスケジュール、見どころ、混雑状況などをご紹介します。

犬山祭り2023の日程

犬山祭りは、例年4月の第一土曜日と翌日の日曜日に行われています。

2023年の犬山祭りは感染症による規制が解除されますので、以前のような活気あるお祭りになると思います。

開催日：2023年4月1日（土）～4月2日（日）

開催時間：9:00～21:30

開催場所：針綱神社

犬山祭りの見どころ

犬山祭りの見どころは、車山やからくり人形、どんでん、夜の提灯など、昼も夜も見どころ満載ですよ。

車山・からくり人形

愛知県の有形民俗文化財である車山（やま）が、13輌そろって城下町を練り歩きます。

車山は３層構造で二階建ての建物ほどの大きさがあり、上部にはからくり人形が組み込まれています。

笛や太鼓にあわせて人形が踊ったり、繊細な動きをする姿はついつい見入ってしまうほどです。

2日目は犬山城の隣にある針綱神社にからくりが奉納されます。

絢爛豪華な車山（やま）が犬山城の前に並ぶ光景はぜひ一度見てほしいです！

桜と車山と犬山城の組み合わせは、長い間変わらない伝統的な風景です。

どんでん

からくり奉納が終わると、車山を動かしている「お手古さん」という男性たちがいちばんの見せ場としている「どんでん」が見どころです。

全員で声を上げながら、何トンもある車山を持ち上げて180度回転し、半分持ちあがったまま前進します。

この距離が長ければ長いほど見事などんでんだといわれています。

お手古さんたちは本当に犬山祭りが大好きなので、年に一度のこの瞬間に何よりも情熱をかけているのです。

夜の提灯

車山は昼だけでなく、夜も登場します。

夜車山には365個の灯りを燈した提灯がぶら下げており、昼間とはまた違った印象になります。

桜が咲き誇る街並と提灯の灯りがとても幻想的で、魅了されてしまいますよ。

犬山祭りのスケジュール

4月1日（土）に試楽祭、4月2日（日）に本楽祭が行われます。

からくり披露後は、神社組と駅前組に分かれます。

【神社組】
18:45～ 針綱神社前を順次出発し、城下町を巡行

【駅前組】
19:30～ 犬山駅西口を順次出発し、城下町を巡行

車山はからくり披露後、北組（余坂）と南組（外町）に分かれます。

【北組】
18:30～ 針綱神社前に向け出発
19:55～ 針綱神社前を順次出発し、城下町を巡行

【南組】
18:40～ 外町を順次出発し、城下町を巡行

２日間、車山が城下町を巡行するので、街を散策しているときにも車山に遭遇できるかもしれませんね。

犬山祭りへのアクセス・混雑状況

犬山祭りは、例年約50万人もの人でごった返します。

2023年は感染症規制がなくなるため、かなりの混雑が予想されます。

会場近くには駐車場もありますが、すぐ満車になってしまったり、交通規制のため渋滞することもあるので、公共交通機関の利用がおすすめです。

車山が通る道はサイト上で公開されていますし、当日は一方通行になる場所もありますので事前のチェックは必須です！

【アクセス】
名鉄「犬山駅」西口下車、徒歩約15分

〇犬山駅までは名鉄名古屋駅から、快速特急で約25分

犬山駅西口から針綱神社前（犬山城前広場）へのルート

犬山駅西口からまっすぐ進み、2つ目の信号（本町）を右に曲がる。

国宝犬山城（針綱神社）方面へ、徒歩約15分。

城下町の本町通りにでるといろいろなお店があるので、立ち寄りながら向かうのも楽しいですね。

毎年桜の時期に開催されるため、お花見や屋台巡りにもおすすめです。

犬山祭りの駐車場情報

車で行く場合には、混み始める前に行くか、最寄り駅をずらして駐車するなどの対策が必要です。

犬山駅や国宝犬山城の周辺にはいくつか駐車場があります。

他にも民間の駐車場があります。

犬山城下町の食べ歩きグルメ

近年の犬山城下町はフォトジェニックなグルメが増えています。

この他にも様々な食べ歩きグルメがあるので、お祭りを楽しみながらグルメも堪能しましょうね。

まとめ

犬山祭りは、毎年混雑するほどの人気あるお祭りです。

見どころは車山とからくり人形、どんでんですが、夜の車山もさらに幻想的で別世界にきたような気分にさせてくれます。

犬山城下町には食べ歩きグルメもたくさんあるので、休憩しながらお祭りを楽しみましょうね。