目黒といえば「さんま」を連想する人も多いほど、目黒のさんま祭りは人気もあり注目されているイベントですよね。
2022年は実施されるのか気になっている人も多いことでしょう。
そこで、目黒さんま祭りはいつ・どこで開催されるのか、誰でも参加できるのかについてご紹介していきます。
目黒さんま祭り2022はいつ?
目黒駅前商店街で行われる「目黒さんま祭り」は、2022年は残念ながら中止となりました。
2019年9月8日(日)に行われて以来、2020年、2021年、2022年と3年連続の中止となります。
毎年、秋のさんまをお目当てに3万人の人で賑わう「目黒さんま祭り」。
岩手県宮古市の新鮮なさんま7,000匹が、和歌山県みなべ町産の備長炭で焼かれ、徳島県神山町産のスダチと栃木県那須塩原市の大根おろしが添えられて、無料で振舞われます。
例年であれば早朝から行列ができ、食べられるまでに3~5時間かかるのだそう。
行列に並んで待った分、よりさんまをおいしくいただけますね!
今年も中止になった「目黒さんま祭り」は「目黒駅前商店街振興組合」が主催している祭りですが、実は目黒にはもうひとつの「目黒さんま祭り」があるんですよ!
目黒区民まつりの「目黒さんま祭り」2022は実施
目黒区では、2022年10月9日(日)に目黒区民まつりが行われます。
その中のイベントのひとつとして、「目黒のさんま祭り」があります。
目黒には、主催者が異なるさんま祭りが2つあるということですね。
まとめてみると、
【2022年】
・「目黒駅前商店街振興組合」主催の「目黒さんま祭り」は中止。
・「目黒区民まつり実行委員会」主催の「目黒さんま祭り」は実施。
目黒区民まつりの「目黒さんま祭り」では、宮城県気仙沼産のさんまを炭火で焼き、大分県臼杵市のカボスが添えられて提供されます。
こちらの祭りも毎年多くの人で賑わい、さんま祭り以外にも、
・パフォーマンスが行われるおまつり広場
・巨大迷路や縁日など、子どもが楽しめる子ども広場
・地域のふるさと物産展
などの楽しいイベントが企画されています。
目黒区民まつりの「目黒さんま祭り」の場所は?
目黒区民まつりは3つの会場で行われ、開催時間は次のとおりです。
<目黒区民まつり>
【開催日】2022年10月9日(日)
【開催時間】10:00~15:30(おまつり広場は9:30~)
【開催場所】
・田道広場公園(目黒区目黒1-25-8)
・田道小学校(目黒区目黒1-15-28)
・目黒区民センター(目黒区目黒2-4-36)
イベントごとに会場は違いますが、各会場は隣接しているので歩いて行き来できますよ。
「目黒さんま祭り」は田道広場公園で行われます。
【目黒さんま祭り】
【開催場所】田道広場公園
【開催時間】10:00~14:30
会場内には駐車場がないので、公共交通機関を利用していくのがおすすめです。
【アクセス】
JR山手線・東急目黒線・東京メトロ南北線・都営三田線「目黒駅」下車、西口より徒歩約10分
目黒区民まつりの「目黒さんま祭り」は誰でも参加できる?
目黒区民まつりの「目黒さんま祭り」では例年5,000匹を無料提供しており、こちらも多くの人が来場し、整理券を求めて毎年行列ができています。
2019年までは誰でも参加することができましたが、2022年度は感染症対策のため事前抽選制となり、目黒区民のみが対象となりました。
抽選に当選した人にはすでに引換券が発送されており、その引換券がないとさんまを食べることができません。
引換券がない人は残念ですが、さんまを焼いている様子や香りを楽しみましょう。
目黒のさんまの由来
なぜ目黒でさんま祭りが毎年行われ、人気イベントになっているのでしょうか。
その由来は、落語の「目黒のさんま」からきているんですよ。
昔、殿様が目黒に鷹狩りにやってきたのだそう。
そのとき家来が弁当を持ってくるのを忘れ、お腹が空いていた殿様は近くの茶屋で初めてさんまを食べました。
脂がのった、ただ焼いただけのさんまがとてもおいしかったそうで、お城に戻ってからもさんまを出すように言いました。
料理人は、なぜ庶民が食べるさんまなのかと思いながらも、殿様のために脂を抜いて、骨を抜いて食べやすくして出しました。
それを食べた殿様は、おいしいと感じるわけもなく、「さんまは目黒に限る」と言ったのだそう。
ここから目黒=さんまがきているわけなんですね。
まとめ
2022年の目黒さんま祭りは、目黒駅前商店街振興組合主催のものは中止になりました。
しかし、目黒区民まつりで行われるイベントのひとつである目黒さんま祭りは、10月9日に行われます。
今年は事前抽選で当選した人しか食べられませんが、他の楽しいイベントも行っているので、ぜひ行ってみてくださいね。