健康に対する意識が高まる中、大豆ミートを取り入れた食生活が注目されています。
しかし、大豆ミートを試したことがない人にとっては、「本当においしいのかな?」「食べきれるのかな?」という不安があるでしょう。
それでいて、スーパーのお肉よりも高かったら、買うのを少しためらってしまいますよね。
そこで、大豆ミートはスーパーのお肉よりもコスパがいいのか、残らず最後までおいしく食べきるコツについてご紹介します。
大豆ミートはコスパがよい?
結論から言いますと、大豆ミートには乾燥・レトルト・冷凍タイプがありますが、一番コスパがいいのは「乾燥タイプ」になります!
なぜかというと、乾燥タイプは湯戻しすると約3倍にも膨れ上がるからなんです。
大豆ミートの形状には、ミンチ・ブロック・フィレの3つがあり、料理によって形状を使い分ければ、よりお肉に近い見た目や食感に近づけることができますよ。
それでは、通販で購入できる大豆ミートとスーパーのお肉をミンチとブロックタイプで比較していきましょう。
大豆ミートのミンチのコスパ
⇓大豆ミート・そぼろミンチ(ひき肉)【楽天市場】
まずはひき肉から。↑こちらの商品は1㎏ 1,490円(税込)です。
湯戻しすると約3倍になるので、3㎏ 1,490円として、1㎏あたり496.6円。
近所のスーパーを見てみると、豚ひき肉1㎏ 1,058円(税込)、牛豚合挽肉1㎏1,386円でした。
価格(1kgあたり) | |
大豆ミート | 497円 |
豚ひき肉 | 1,058円 |
牛豚合挽肉 | 1,386円 |
比べてみると断然大豆ミートの方が安く、半額以下になりますね。
大豆ミートのブロックのコスパ
そして、次はから揚げなどに使うブロックタイプを比べてみましょう。
⇓から揚げ用大豆ミート ブロックタイプ【楽天市場】
こちらの大豆ミートブロックタイプは1㎏ 2,250円(税込)ですが、約3倍に膨れるので3㎏ 2,250円として、1㎏あたり750円。
近所のスーパーでは鶏もも肉1㎏1,058円(税込)、鶏むね肉1kg842円だったので、ブロックタイプも若干ではありますが大豆ミートの方がお得ですね。
価格(1kgあたり) | |
大豆ミート | 750円 |
鶏もも肉 | 1,058円 |
鶏むね肉 | 842円 |
もちろん、スーパーで買う場合は国産か外国産かによっても価格が違いますし、外国産は割と安く売られているので、お店によっては大豆ミートよりも安くなることもあります。
ただ、食材の比較だけでなく調理時間で比べてみても、お肉で唐揚げを作るときは中までちゃんと火を通すため揚げる時間がかかりますよね。
しかし、大豆ミートなら短時間で調理できるので光熱費の節約にもなり、お肉の油でまな板や包丁がベタベタすることもないので洗う手間も省けます。
結果として、ネット通販で買える大容量タイプは安くて、時間の節約にもなり、コスパがいいと言えるのです。
大豆ミートのメリット
畑の肉と言われる大豆ミート。
以前は菜食主義者向けの代替肉として食べられていましたが、今ではダイエット中や健康志向の人に人気のある食品となっています。
植物性たんぱく質が豊富で低脂肪・低カロリー、コレステロール0、さらに食物繊維やビタミンB群などの栄養も豊富に含んだスーパーフードですが、栄養面以外にもメリットはあります。
乾燥タイプは、常温で1年以上保存が可能です。
生肉だと賞味期限を気にしたり、冷凍しても早めに食べないと冷凍焼けしたり、場所をとったりしてしまいます。
その点、大豆ミートなら賞味期限も長く、冷蔵庫に入れておく必要がないのでかさばる心配もいりません。
また、その日の調理で必要な分だけを取り出して使えるので、自分で量を加減できる手軽さが嬉しいです。
お肉の代わりに100%大豆ミートを使用してもいいですし、お肉が少ないには大豆ミートを足すことで、かさ増しにもなり食べ応えがでますよ。
大豆ミートの使い方のコツ
乾燥タイプの大豆ミートは正しいやり方でもどしてから使えばおいしく食べることができ、まとめてもどして冷凍保存しておけば使いたいときに簡単に使うことができますよ。
下準備でもどす
乾燥タイプの大豆ミートは「もどす」やり方を正しくすれば、よりおいしく食べることができます。
もどし方は商品によって異なり、水やぬるま湯に浸けておくだけでOKなものもありますが、一般的には茹でてもどします。
もどし方のポイント
1.鍋に水を入れて、水から茹でる。
2.熱湯で3~5分茹でる。※茹ですぎると崩れてしまうことがあります。
3.ザルで湯切りをする。
4.しっかり水洗いをする。※しっかり洗うと大豆臭さが取れます。
5.しっかりと絞る。※力を入れすぎると形が崩れてしまいます。
冷凍保存する
使うたびに下準備でもどす作業をするのは、正直面倒くさいですよね。
そんなときは1度にまとめてもどしておいて、使わない分は下味をつけて冷凍保存しておきましょう。
下味をつけたほうが味がよく馴染んで、次に使うときにおいしく調理することができますよ。
また、冷凍保存しても食感が変わることがほどんどないため、冷凍に向いていますし、使いたいときに解凍してすぐ使うことができるのでとっても便利ですよ。
大豆ミートを使ったメニュー
大豆ミートはどんな料理に置き換えて使ったらいいか、ちょっと考えてしまいますよね。
実はいろいろなメニューに使えて、かなり万能なんですよ!
【ミンチタイプ】
・ミートソース
・ハンバーグ
・キーマカレー
・オムレツ
・ガパオライス
・そぼろ
・餃子
・麻婆豆腐
・担々麵 など
【ブロック・フィレタイプ】
・から揚げ
・チキン南蛮
・酢豚
・ピカタ
・煮物
・中華丼
・しょうが焼き
・回鍋肉
・チーズダッカルビ など
いろいろなメニューにアレンジ可能ですね。
油っこい料理が苦手な方やお肉の脂で胃もたれする方は、大豆ミートで代用すれば、ヘルシーに体への負担なく食べることができるかもしれません。
まとめ
大豆ミートは、ネットで大容量タイプを購入するとスーパーでお肉を買うより安く手に入ることが分かりました。
賞味期限も長いため腐らせてしまう心配もなく、下準備を正しい方法で行えばおいしく食べることができます。
大豆ミートはコスパだけでなく、健康にもよいので、少しずつ取り入れて、より健康的な食生活を目指していきましょう。