買ってきたばかりの豚肉を調理した後で「なんか変な臭いがする!?」という経験がありませんか?
変な臭いがするとせっかく作った料理もおいしくなくなってしまい、食べる気が半減してしまいますよね。
実は、傷んでいない豚肉が臭うのには理由があって、仕方がないことなのです。
なので、少しでも臭いを消すためには調理前に簡単な下処理をするといいんですよ。
豚肉の臭いを消す方法や臭いの原因についてご紹介していきます。
豚肉の臭いを消す方法
豚肉の臭いを消す方法としては、お酒に浸ける、下ゆでする、血抜きする、乳製品に浸ける、スパイスを使う方法があります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう!
お酒に浸ける
調理前に豚肉を日本酒や料理酒に浸けておきます。
洋食ならワインでもいいですよ。
浸け置き時間は、調理後のアルコールの臭いが気になる方は短めにして、しっかりと火を通してアルコールを飛ばしましょう。
そのときに豚肉の臭いも一緒に除去してくれます。
下ゆでする
沸騰したお湯にお酒を入れて、さっと豚肉を茹でます。
灰汁(あく)が出てきたら、灰汁には臭いの原因成分が含まれているので丁寧に取り除きます。
火を通しすぎるとお肉が硬くなってしまうので、ほどほどにしておきましょう。
下ゆでするときに、生姜と長ネギの緑の部分を一緒に茹でるのもおすすめです。
血抜きをする
お酒やお湯を用意するのがめんどくさい場合は、お肉を水で洗うだけでもいいです。
流水でよく洗ってもいいですし、水を入れたボールの中でお肉を浸けて血抜きをするのも効果があります。
乳製品に浸ける
牛乳には、臭いを吸収してくれる性質やお肉をやわらかくしてくれる性質があります。
牛乳に1時間程浸した後、水洗いして水気をよく拭き取ります。
浸す時間はお肉の厚さによって加減してみてください。
ヨーグルトでも同様の効果がありますので、食べきれないヨーグルトが残っていたらぜひ試してみてください。
スパイスや香辛料を使う
豚肉の臭いを消すには香りの強いスパイスが向いています。
スパイスの香りで食材の臭いを消してくれる効果を「マスキング効果」といいます。
煮込み料理であれば山椒や五香粉、炒め物にはジンジャーやセージ、ローズマリーなどがおすすめです。
また、生姜やにんにくも豚肉と相性が良く臭いを消してくれるので常備しておきたいですね。
豚肉が臭う原因は?
雄豚である
豚肉の臭いは性別が関係していることがあり、雄豚は独特の臭いがします。
その雄臭さを防ぐために小さいうちに去勢をしますが、去勢の時期が遅かったり、うまく行われない場合もあります。
そのような雄豚を食べると臭いがきつく感じるかもしれません。
獣臭が強い豚
豚はイノシシを品種改良して作り出した動物なので、遺伝的にイノシシの要素が強くでる豚が生まれることがあります。
その場合イノシシ独特の獣臭さを持ち合わせるので、臭いがきつく感じられます。
餌の違い
豚が食べる餌も、臭いに関係してきます。
人間も脂っぽいものや臭いがきつい食べ物を食べ続ければ、体臭に影響がでるのと一緒ですね。
香りや肉質がよい豚を育てるには、穀物にビタミンやミネラルなどをバランス良く配合した餌をあげるのが重要になります。
豚肉に合うおすすめスパイス
豚肉の臭み消しには、スパイスや香辛料を上手に使うのも効果的です。
臭いを消すだけでなく、味に変化がでたり、体によい効果があったりもするので、常備しておくと役立ちますよ。
みらいのしょうが
生の生姜をすりおろすのは面倒くさいけど、チューブタイプだと辛味が物足りない方におすすめなのが、「みらいのしょうが」です。
辛味と香りは通常の生姜の5倍もあり、体の巡りをよくするショウガオールは50倍にもなります。
粉末なので毎日の料理に手軽に使えて、豚肉の生姜焼きもピリッとしたアクセントを効かすことができます。
食べると体がポカポカ温まり、冷え症改善や代謝を上げるのにもいいですね。
・九州産「黄金生姜」を使用
・辛味・香りが通常生姜の5倍
・ショウガオールが通常の50倍
・無添加・無着色
・粉末で手軽に使える
☆みらいのしょうが【楽天市場】
アールティー オリジナルカレーパウダー
アールティーのオリジナルカレーパウダーは、幾種類ものスパイスをブレンドして作られています。
国内製粉した新鮮なスパイスを使用しているため香りがよく、小麦粉や脂は使っていないためヘルシーです。
カレーパウダーは様々な料理に使えて、料理の辛味や香りづけになる万能調味料です。
・幾種類ものスパイスをブレンド
・小麦や脂は不使用
・4種類から選べるブレンド
・いろいろな料理に使える
・いつもの料理が本格的な味わいに
☆アールティーオリジナルカレーパウダー【楽天市場】
まとめ
豚肉の臭いを気にせずおいしく食べるには、ちょっとしたひと手間で臭いを消すことができます。
そんな時間がない、気づいたときには遅かったときにはスパイスを上手に利用して、臭みを消しつつ味付けもおいしく仕上げてみてくださいね。