水筒で飲み物を飲むとき臭いが気になることがありませんか?
ゴムパッキンが汚れていると臭いの原因になるので、定期的にお手入れをしてあげましょう。
簡単にできる方法ばかりですので、安心しておいしく飲むためにもぜひ実践してみてください。
水筒のゴムパッキンの臭いをとる方法
煮沸消毒
ゴムパッキンの耐熱温度が100℃以上で問題ないようなら、鍋にお湯を沸かして10~15分ほど煮沸消毒してみましょう。
ゴムパッキンの臭いが強いときには、沸騰する前に重曹を入れるとより効果が期待できます。
重曹とお酢を使う
重曹とお酢を使って臭いをとります。
1.50℃くらいのお湯500mlに対して重曹大さじ2、お酢大さじ2を入れる。
2. 2~3時間浸け置きする。
3.しっかりと洗いすすぎます。
お酢の洗い残しがあるとカビの原因になるのでしっかりと洗いましょう。
重曹とお酢のどちらにも殺菌効果があり、体に害もないので安心して使うことができます。
酸素系漂白剤
1.ぬるま湯1Lに酸素系漂白剤大さじ2を入れてよく溶かす。
2.ゴムパッキンを入れて、30分ほど浸ける。
3.しっかりと水洗いをする。
ゴムパッキンの隙間に汚れが残っている場合はブラシなどを使ってやさしく落としてあげましょう。
お米のとぎ汁
お米のとぎ汁でゴムパッキンの臭いを取ることもできます。
お米のとぎ汁に含まれる成分が界面活性剤のような働きをして油汚れを落としてくれます。
一番最初にといだ濃いとぎ汁を使用してしばらく浸置きしたら、しっかりと水洗いします。
水筒の茶渋の落とし方

水筒にお茶やコーヒーを入れていると茶渋がいつの間にか付いていませんか?
見た目が気になるのはもちろん、雑菌が繁殖してしまう場合もあるのできれいに落として水筒を清潔にしておきましょう。
<重曹を使って茶渋を落とす>
1.水筒にお湯を入れる。(50℃くらい)
2.1Lに対して重曹大さじ2を入れる。
3.フタをして水筒をよく振る。
4.様子を見ながら1時間ほど置いておく。
5.しっかり洗った後、乾燥させる。
<クエン酸を使って茶渋を落とす>
クエン酸でも汚れが落ちます。やり方は重曹と同じ方法です。
1.水筒にお湯を入れる。(50℃くらい)
2.1Lに対してクエン酸大さじ2を入れる。
3.フタをして水筒をよく振る。
4.様子を見ながら1時間ほど置いておく。
5.しっかり洗った後、乾燥させる。
この方法だと簡単にできて放置しておくだけなので、その間に別の家事ができるのでいいですね。
水筒のお手入れでやってはいけないこと
1.塩素系漂白剤は使用しない
ステンレス製の水筒に塩素系漂白剤を使用するとサビや保冷・保温不良の原因となります。
水筒を洗う時は塩素系ではなく酸素系漂白剤を使用しましょう。
2.食洗機・乾燥機は使わない
食洗機や乾燥機は高温のお湯で洗浄するので水筒の劣化や変形がおこる可能性があります。
他の食器と一緒に洗えれば楽ですが、水筒は別で洗いましょう。
3.硬いものや研磨剤を使わない
金属たわしや硬いブラシでこすると一見汚れが落ちたように見えますが、表面に傷がつきそこに汚れが付着したりサビが発生する可能性があります。
やわらかいスポンジで洗うようにしましょう。
ステンレスボトルに入れてはいけない飲み物

水筒は飲みたいものを持ち運べて便利ですが、入れてはいけない飲み物があります。
1.炭酸飲料
炭酸飲料は炭酸ガスを含んでいて、時間とともにボトルの中に充満してきます。
そうなるとボトルが開かなくなったり、中身が噴出してきたりする可能性があります。
2.果汁、清涼飲料水
ステンレス製のボトルに酸性の飲み物を入れると腐食する恐れがあります。
3.牛乳、乳飲料
飲み物が腐敗しやすいものは長時間放置すると変質によってガスが発生し、フタが開かなくなったり、中身が噴き出るなどケガや物を汚す原因にもなります。
4.みそ汁やスープ
みそ汁やスープに含まれている塩分により、サビや保冷不良の原因になります。
スポーツ飲料にも塩分が含まれているので、水筒にいれたい場合には取扱説明書をよく読んでから使用するようにしましょう。
⇓ スポーツドリンク対応 サーモス

⇓ スポーツドリンク対応 タイガー

まとめ
水筒のゴムパッキンの臭いをとる方法は意外と簡単にできるものばかりです。
これから暑くなってくると毎日使う水筒ですので、清潔さを保つためにも使用後はすぐに洗い、毎日のお手入れをがんばりましょう。