テーマパークや映画館などでポップコーンを食べている人を見ると、おいしそうな匂いにつられて子どもは食べたがりますよね。
そこで気になるのが、ポップコーンは何歳から食べていいの?という疑問。
そこで今回は、ポップコーンは何歳から食べられるのか、食べさせるときの注意点、適量やアレルギー情報についてご紹介します。
ポップコーンは何歳から食べれる?
ポップコーンはのどに詰まりやすいので、3歳以上になってから食べさせるのが安心です。
年齢別に詳しくみていきましょう。
3歳
3歳以上になってから、ポップコーンを与えるのがおすすめです!
3歳になると、歯が生え始め、食べ物をしっかり噛むことができるようになります。
ポップコーンの硬い部分などを飲み込むリスクが低くなりますね。
また、3歳以上の子どもがいるご家庭では、手作りのポップコーンをおやつとして出すのもいいですね。
市販のものは塩分やカロリーが高くなりがちですが、手作りなら塩分を調整することができますよ。
2歳
2歳の子どももポップコーンを食べることは可能ですが、十分に気をつける必要があります。
歯が完全に生え揃っていないため、噛む力が不足していることと、小さな粒を飲み込む可能性があるからです。
もし食べさせるときは、
・柔らかい部分だけをあげる
・硬い部分はとってあげる
・大人が必ず見守ってあげる
と安心して食べることができますね。
0~1歳
0〜1歳の子どもにポップコーンを与えるのは避けた方がよいでしょう。
この年齢の子どもはまだ歯が生え揃っておらず、十分に噛むことができません。
喉に詰まるリスクが高く、塩分の摂り過ぎについても注意が必要です。
家族がポップコーンを食べているときに、子どもが欲しがるときがあっても、食べさせないようにしましょうね。
ポップコーンを子どもに与えるときの注意点
子どもがポップコーンを食べるときは、誤嚥や塩分、食べ過ぎに気をつけなければいけません。
のどに詰まらせないこと
歯がまだ生え揃っていない幼い子どもは、ポップコーンがのどに詰まる可能性があるため、注意が必要です。
子どもはポップコーンを手ですくって大量に口に入れたり、どんどん口の中いれて詰め込んでしまうことも。
詰め込んでしまうと、飲み込むのが大変になってしまいますよね。
ポップコーンを与える際は、一粒ずつ与え、子どもがしっかり噛めるかどうか、苦しそうにしていないかなどに注意しましょう。
塩分をとりすぎないこと
ポップコーン1袋の食塩量は、約0.7gとなっています。
次の表で子どもの1日の塩分摂取量を見てみましょう。
男子 | 女子 | |
1~2歳 | 3.0g未満 | 3.5g未満 |
3~5歳 | 4.0g未満 | 4.5g未満 |
6~7歳 | 5.0g未満 | 5.5g未満 |
表を見ると、一見ポップコーンの塩分は大したことなさそうに見えますが、3食の食事をとるとなると、おやつの塩分は控えめにしておきたいものです。
塩分をとりすぎないためにも、食べ過ぎないように気をつけましょう。
食べ過ぎないこと
ポップコーンを食べ過ぎると消化不良で胸やけをおこしたり、食物繊維が多いため、お腹を壊しやすくなったりすることがあります。
子どもは食べ始めるとどんどん欲しがりますが、気分が悪くなってしまうこともあるため、摂取量に気を付けましょう。
ポップコーンの適量はどれくらい?
ポップコーンの食べ過ぎは、塩分過多や胸やけなどになってしまうので、適量を守って食べさせたいですよね。
では、ポップコーンの適量がどれくらいなのか見てみましょう。
ポップコーンの適量 | |
1~2歳 | お玉ですり切り1杯 |
3~5歳 | お玉で軽く1杯 |
6~7歳 | 約15g |
このくらいの量だと、食べ足りないと感じてしまいそうな量だね。
どんどん食べてしまうポップコーンだからこそ、適量をお皿に入れてから食べるようにすれば、食べ過ぎを防ぐことができますね。
ポップコーンでアレルギーは大丈夫?
ポップコーンにもアレルギー要素が含まれているため、初めて食べるときはよく確認したほうがよいです。
【ポップコーンに含まれるアレルゲン】
・大豆
・卵
・乳
ポップコーンを作るときの油に、大豆油が使われていることがあります。
卵や乳はフレーバーによって使われていることがあり、バター風味やキャラメル風味、チョコ風味には乳が含まれていることがあります。
商品によっても違ってきますので、商品のアレルギー表示を確認するか、お店の人に確認するのがよいでしょう。
ポップコーンは手作りがおすすめ
子どもがポップコーンを食べるときは、手作りがおすすめです。
手作りにすると塩分量の調整や、フレーバーのアレンジができたり、ポップコーンがポンポンとはじけるのがおもしろいですよね。
ポップコーン豆を家にストックしておけば、いつでも食べることができますよ。
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ポップコーンをフライパンで作るのが面倒…、油を使いたくない…という場合には、ポップコーンマシーンもおすすめです。
スイッチひとつで簡単に作れますし、子どもの友達が来たときのおやつタイムも盛り上がりそうですね!
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まとめ
ポップコーンは食べ物をしっかりと噛めるようになったら、食べさせるようにしましょう。
のどに詰まりやすいので、1粒ずつ与え、ちゃんと噛めているか見てあげてくださいね。
食べ過ぎると塩分の摂り過ぎや気分が悪くなることもあるので、適量をおいしく食べましょう。