健康に対する意識が高まる中、大豆ミートを取り入れた食生活が注目されています。
しかし、大豆ミートを試したことがない人にとっては「本当においしいのかな?」「食べきれるかな?」という不安があるでしょう。
それでいてお肉より高かったら買うのをちょっとためらってしまいますよね?
そこで大豆ミートのコスパやおいしく食べきるコツについてまとめてみました。
大豆ミートとは?
大豆ミートとは大豆からつくられた大豆加工食品です。
見た目や食感がお肉に似ていることから、ソイミート、ベジミート、大豆肉と呼ばれることもあります。
大豆が原料なので、低脂質・低カロリー・高たんぱくであり、食物繊維や大豆イソフラボン、鉄分なども豊富に含まれています。
以前は菜食主義者向けの代替肉として食べられていましたが、今ではダイエット中や健康志向の人に人気のある食品となっています。
大豆ミートはコスパがよい?
大豆ミートの形状にはミンチ・ブロック・フィレの3つがあります。
料理によって形状を使い分ければよりお肉に近い見た目や食感や近づけることができます。
乾燥・レトルト・冷凍タイプがありますが、一番コスパがいいのは乾燥タイプです。
乾燥タイプは湯戻しすると約3倍に膨れ上がります。
大豆ミート・そぼろミンチ(ひき肉)

こちらの商品は1㎏ 1,490円(税込)です。
湯戻しすると3倍になるので、3㎏ 1,490円として1㎏あたり496.6円。
近所のスーパーを見てみると、豚ひき肉1㎏ 918円(税込)、牛豚合挽肉1㎏1,386円でした。
比べてみると断然大豆ミートの方が安いですよね。
そして、から揚げ用大豆ミート ブロックタイプ

こちらの商品は1㎏ 2,250円(税込)ですが、3倍に膨れるので3㎏ 2,250円として1㎏あたり750円。
近所のスーパーでは鶏もも肉1㎏950円(税込)だったので、ブロックタイプも大豆ミートの方がお得ですね。
ネット通販で買える大容量タイプは安いのでおすすめです。
食材の比較だけでなく調理時間で比べてみても、お肉で唐揚げを作るときは中までちゃんと火を通すため揚げる時間がかかりますよね。
しかし、大豆ミートなら短時間で調理できるので光熱費の節約にもなり、お肉の油でまな板や包丁がベタベタすることもないので洗う手間も省けます。
大豆ミートのメリット
畑の肉といわれる大豆ミート。
植物性たんぱく質が豊富で低脂肪・低カロリー、コレステロール0、さらに食物繊維やビタミンB群などの栄養も豊富に含んだスーパーフードですが、栄養面以外にもメリットはあります。
乾燥タイプは常温で1年以上保存が可能です。
冷蔵庫に入れておく必要がないのでかさばる心配もいりませんね。
またその日の調理で必要な分だけを取り出して使えるので、自分で量を加減できる手軽さが嬉しいです。
お肉の代わりに100%大豆ミートを使用してもいいですし、お肉が少ないには大豆ミートを足すことでかさ増しにもなり食べ応えがでます。
大豆ミートの使い方のコツ
【もどす(下準備)】
乾燥タイプの大豆ミートは「もどす」やり方を正しくすればよりおいしく食べることができます。
もどし方は商品によって異なり、水やぬるま湯に浸けておくだけでOKなものもありますが、一般的には茹でてもどします。
もどし方のポイント
1.鍋に水を入れて、水から茹でます。
2.熱湯で3~5分茹でる。茹ですぎると崩れてしまうことがあります。
3.ザルで湯切りをする。
4.しっかり水洗いをする。しっかり洗うと大豆臭さが取れます。
5.しっかりと絞る。力を入れすぎると形が崩れてしまいます。
【冷凍保存する】
使うたびに下準備でもどす作業をするのは面倒くさいですよね。
そんなときは1度にまとめてもどしておいて、使わない分は下味をつけて冷凍保存しておきましょう。
そうすれば次回使いたいときに解凍してすぐ使うことができます。
大豆ミートを使ったメニュー
【ミンチタイプ】
・ミートソース
・ハンバーグ
・キーマカレー
・オムレツ
・ガパオライス
・そぼろ
・餃子
・麻婆豆腐
・担々麵 など
【ブロック・フィレタイプ】
・から揚げ
・チキン南蛮
・酢豚
・ピカタ
・煮物
・中華丼
・しょうが焼き
・回鍋肉
・チーズダッカルビ など
いろいろなメニューにアレンジ可能ですね。
油っこい料理が苦手な方やお肉の脂で胃もたれする方は大豆ミートで代用すればヘルシーに体への負担なく食べることができるかもしれません。
まとめ
ネットで大容量タイプを購入するとスーパーでお肉を買うより安く手に入ることが分かりました。
賞味期限も長いため腐らせてしまう心配もなく、下準備を正しい方法で行えばおいしく食べることができます。
少しずつ大豆ミートを取り入れて、より健康的な食生活をしてみませんか。