ごはんを炊飯器以外で炊いたことがありますか?
土鍋はおいしく炊き上がるとよく聞きますが、実はフライパンでもごはんは炊けるのです。
しかも短時間でおいしく炊けるので、忙しい人にはぴったりな調理法なんですよ。
そこで、フライパンでのごはんの炊き方や、芯が残らずおいしく炊くコツについてご紹介します。
ごはんはフライパンで早く炊ける
炊飯器が急に壊れてしまった、時間がないから早く炊けてほしい!
こんなときはフライパンでごはんを炊くと、短時間で炊くことができるのでおすすめですよ。
【3合分の作り方】
①米3合を水で洗いザルで水を切っておきます。
②フライパンに米と水540ml入れます。
③米を平らに広げて、強火にかけます。
④沸騰したらフタをして弱火にかけて水気がなくなるまで15分炊きます。
(フタに穴がある場合は、菜箸などで穴をふさいでください。)
⑤火を止めて10分ほど蒸らしたら完成です。
フライパンで作ると、トータル25分で炊き上がりますよ!
1合なら15分という最速で炊き上がるんですよ。
【1合分の作り方】
1合で1人分を作るときは、米1合に対して水200mlにします。
強火から弱火にしたら、5分炊いて10分蒸らします。
時間があるときは、米を炊く前に一定時間浸水すると芯が残りにくくなります。
また、テフロン加工のフライパンだと米がこびりつかないので、洗うのが楽でいいですよ。
フライパンでごはんを炊くと芯が残る?
フライパンでごはんを炊くと、底面積が広いので米が対流しやすく、土鍋と比べても加熱ムラがおきにくいのが特徴です。
そのためふっくらとしてもちもち、フタを開けるとお米が立っているのがわかります。
ただ、作り方を失敗してしまうと芯が残ってかたいごはんができてしまうことがあるので注意が必要です。
その原因としては、
・水分が少なかった
・浸水時間が短かった
・蒸らし時間が短かった
このようなことが考えられます。
早く炊きたいときには浸水なしでも作れますが、そのときは水の量が少なくならないように気をつけます。
時間に余裕があるなら、米の内部に水分が届くよう30分以上浸水してから炊いたほうがおいしく作れますよ。
特に冬は水温が低いため水分が十分に吸収されず、少しかために炊き上がるので長めに浸けておいたほうがいいですね。
またおいしく仕上げるには、蒸らし時間をちゃんととることが大切です。
蒸らすことでお米の芯まで水分が吸収され、ふっくらとおいしく炊き上がります。
フライパンごはんのアレンジ
フライパンでごはんを炊くときに他の具材や調味料をあわせて炊くと、炊き込みご飯やパエリアなどにアレンジすることができます。
具材や調味料を変えるだけで、さまざまな味のごはんが味わえるので、毎日食べても飽きませんよ。
例えばどんな組み合わせがあるかというと、
・シーフード×カレー
・トマト缶×チーズ
・鶏肉×きのこ
・きのこ×ベーコン
・鮭×コーン
・さば缶×ごぼう
・さんま蒲焼缶×根菜
・干物×きのこ
このようにいろいろな組み合わせができます。
洋風ならコンソメ、和風なら和風だしやめんつゆなどを使って、食材と合う味付けにします。
火が通りにくい鶏肉などは具材を先に炒めてから、お米と水・調味料を入れて炊き上げます。
忙しくて買い物に行けない日は、家にストックしている缶詰を使ってできるのも嬉しいですよね。
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まとめ
ごはんがフライパンでも炊けると、炊飯器が壊れたときやキャンプのときなど便利ですよね。
しかも短時間で早くおいしく炊けたら、こんなに嬉しいことはありません。
炊飯器で炊いたごはんとどっちがおいしいか、食べ比べてみるのもおもしろそうですね。