2024年の毘沙門天大祭(びしゃもんてんたいさい)が、2月16日(金)~18日(日)に開催されます。
毘沙門天大祭は、日本最大のだるま市としても知られ、高崎だるま市や深大寺だるま市とともに日本三大だるま市として多くの人が訪れます。
そこで今回は、毘沙門天大祭の開催日時や見どころ、混雑状況やアクセス、駐車場情報についてご紹介します。
毘沙門天大祭の日程や時間
静岡県富士市の妙法寺では、2024年も毘沙門天大祭が開催されます。
2024年の日程と時間はこちら!
【開催日】
2024年2月16日(金)~18日(月)
【祈祷受付時間】
9:00~21:00
【開催場所】
妙法寺(富士毘沙門天)
旧暦正月の7~9日に開催されるため、毎年同じ日に開催されるわけではありません。
2024年は金・土・日曜の開催になるので、全国から多くの人が訪れそうですね。
毘沙門天大祭の見どころ
昔から旧正月の7日・8日・9日の3日間は、「毘沙門天王」が現れ、人々の願い事を叶えてくれると言われています。
毘沙門天像をお参りすると、「一粒万倍の功徳あり」と言われ、そのご利益を求めて、妙法寺には昔から多くの人々が訪れています。
またこの祭りは、「日本最大のだるま市」として有名で、全国各地からだるまの店が集まります。
赤や黄、緑、紫などのカラフルなだるまや、大小さまざまなだるまが並ぶので、お気に入りのだるまを見つけるのも楽しいですね。
富士市は製紙業が盛んで、その半端紙を使ってだるま作りが始まり、歴史的なだるまの生産が盛んに行われました。
この製紙業とだるまの伝統が結びついて、規模の大きいだるま市に発展したのですね。
また、出店する露店の数や賑わいからは「東海一の高市」とも称されています。
毘沙門天大祭の出店は?
例年では、吉原駅から妙法寺への参道に屋台がずらりと出店されます。
屋台の数が多いことでも有名で、定番の屋台フードやB級グルメなど、いろいろな屋台をまわるのも楽しみのひとつですね。
その他にも縁起物の熊手を取り扱う露店や、植木市が開催されています。
植木市で買った植木は、昔から縁起物だと言われているそうですよ。
屋台、だるま市、植木市と見て回るところがたくさんあるので、時間をかけてゆっくり回りたいですね。
毘沙門天大祭の混雑状況
毘沙門天大祭は、約20万人の人出で賑わいます。
遠方から、毘沙門天をお参りに訪れたり、だるまを購入するために訪れる人も多いそうです。
特に今年は、金・土・日曜の週末に開催されるので、混雑する可能性が高いですね。
だるまに目を入れてもらう「だるま開眼祈祷」は、ここで入れてもらうとご利益があるそうで、多くの人が並ぶことで知られています。
1~2時間の待ち時間は当たり前のようです。
また、大祭期間中は、妙法寺周辺の道路が交通規制され、歩行者天国になるので、車の混雑や駐車場の満車も予想されます。
毘沙門天大祭だるま市のアクセス
【電車でのアクセス】
JR吉原駅より徒歩10分
【車でのアクセス】
国道1号バイパス富士東ICより、県道76号を南へ
元吉原小学校西側
電車のアクセスもよいので、道路や駐車場の混雑を避けるためにも、できるだけ公共交通機関の利用をおすすめします。
毘沙門天大祭の駐車場情報
毘沙門天大祭では臨時駐車場が設けられています。
〇海岸有料駐車場
静岡県富士市鈴川中町29
台数:170台
料金:1,000円
〇マリンプール有料駐車場
静岡県富士市田中新田
台数:680台
料金:1,000円
※無料シャトルバスの運行があります
〇民間有料駐車場
静岡県富士市今井343
台数:200台
大祭期間中は、周辺道路が混雑して渋滞になってしまったり、駐車場の数も少ないため満車になる可能性もあります。
また、交通規制もありますので、車で行かれる場合には、事前によく確認してから行ってくださいね。
駐車場・交通規制情報はこちら→公式HP
だるまの色に意味はある?
だるま市では、定番の赤以外にもカラフルなだるまが並んでいますが、色ごとにそれぞれ意味がありますよ。
せっかく買うなら、自分の願いにあった色のだるまを見つけたいですよね。
赤:家内安全、魔除け
桃:恋愛運上昇、結婚運上昇
黄:金運上昇
緑:健康祈願、才能開花
水色:魔除け、厄除け
青:学力向上、才能向上
紫:健康長寿
黒:商売繁盛
白:合格祈願、目標達成
金:金運上昇
このようにだるまは色によって意味が違ってくるのですね。
定番の赤だるまも良いですが、自分の叶えたい願いにふさわしい色を選んでみるのもいいですね。
☆だるま【楽天市場】
まとめ
毘沙門天大祭はお参りだけでなく、だるま市や植木市、屋台など、見て買って食べて楽しむことのできるお祭りです。
混雑するかもしれませんが、たくさんのご利益を受けることができそうなので、ぜひ行ってみてくださいね。