ホホホタケ(はなびらたけ)は栽培するのがとても難しく、流通量もまだそれほど多くない珍しいキノコです。
はなびらたけの天然ものは標高1,000m以上の場所にある針葉樹の根元に生息していて、めったに見つけられない「幻のキノコ」ともいわれています。
見た目は白くてお花のようにも見えるし、きれいなサンゴ礁のようにも見えて、スーパーでは見かけたことがないですねぇ。
そんなホホホタケ(はなびらたけ)は自動車用電球メーカーが栽培に成功し販売しているというのですが、一体どこで購入することができるのでしょうか?
ホホホタケ(はなびらたけ)の販売店やお取り寄せできるのか、食べ方や保存方法についてご紹介します。
ホホホタケ(はなびらたけ)はどこで売っている?
「ホホホタケ」とは静岡県川根町にある自動車用電球メーカー・大井川電機製作所が開発した「はなびらたけ」です。
はなびらたけは栽培するのがとても難しいのですが、大井川電機製作所は長年の電球事業で培った技術を活かして「ホホホタケ」を栽培することに成功しました。
ホホホタケは通販でお取り寄せすることができますよ。
大井川電機製作所きのこ部のHPや産地直送通販の食べチョク、うまいもんドットコム、豊洲市場ドットコムなどで取り扱っています。
実際に販売している店舗もあり、
・新宿伊勢丹
・ららぽーと豊洲
・かすみ直売センター(東京都青梅市)
・KADODE OOIGAWA(静岡県島田市)
・道の駅掛川
このような場所で販売されているようです。
特に静岡では一部のスーパーやコンビニでも販売されているようなので、比較的手に入りやすいかもしれませんね。
ホホホタケではない他の生産者が栽培したはなびらたけも農産物直売所や道の駅、自然食品のお店、一部のスーパーなどで販売されていますが、まだまだ流通量が少ないのでネットでお取り寄せしたほうがいいかもしれません。
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ホホホタケ(はなびらたけ)の食べ方は?
ホホホタケはコリコリとした食感で歯ごたえが良く、クセがなくて食べやすいのが特徴です。
加熱してもコリコリ感がちゃんと残るので、炒め物や揚げ物、サラダなど和洋中さまざまな料理にアレンジして使うことができます。
キノコの旨味でもある上品な出汁もしっかりでるので鍋物やスープ、味噌汁などにも向いています。
見た目が白いお花のようなので、はなびらたけがあることで料理がパッと華やかになり、普段と同じメニューでもちょっと特別な感じになりますね。
はなびらたけの口コミ
はなびらたけを実際に食べた人の口コミをみてみましょう。
・柔らかくてプリプリ、コリコリした食感が最高
・汁物に入れると出汁がしっかりとでてとてもおいしい
・他のキノコよりも旨味や甘みが強い
・栄養価が高いので健康にいいかも
コリコリとした食感や旨味のある出汁のおいしさにはまってリピート買いする人も多いようです。
はなびらたけの栄養や効果
はなびらたけには「β‐グルカン」というキノコに含まれている栄養素が他のキノコよりも多く含まれています。
β‐グルカンの効果としては、
・血糖値の上昇を抑制する
・血圧を下げる
・コレステロール値を下げる
・腸内をきれいにする
このようなが期待でき、免疫力を高めるのによいといわれています。
マイタケは100gに対して2.3g含有しているのですが、はなびらたけは100gに対して40g以上も含まれているのです。
なんと20倍もの差があるんですね。
β‐グルカン以外にも食物繊維やミネラル、アミノ酸などの成分が含まれているので健康によいとされているキノコなんです。
はなびらたけの保存方法
はなびらたけはなかなか買えないキノコなので、偶然にも販売しているのを見つけたときや通販でまとめ買いしたときなど、正しい保存方法で傷まないようにしないといけませんよね。
はなびらたけの日持ちは常温で1週間ほどです。
ただ、夏場の暑いときや風通しのわるい場所での保管は傷みやすくなってしまうので、冷蔵庫で保存するのと安心ですね。
冷蔵保存だと1週間から10日ほど保存できます。
それでも食べきれないようでしたら、冷凍保存がおすすめです。
キノコは冷凍しても味が落ちないことが多く、冷凍したものを加熱すると旨味がさらにアップするといわれています。
小分けにして冷凍しておけば使いたい分だけを解凍して調理できるので、こまめに食べることができますね。
冷凍保存の目安は約1か月になります。
まとめ
ホホホタケ(はなびらたけ)はまだ流通量が少なく、しめじや舞茸のようにどこのスーパーでも簡単に購入することができません。
1度食べるとクセになってはまってしまう人も多いはなびらたけ。
栄養効果も高いことから健康な身体をキープしたい方もぜひ1度味わってみてくださいね。