牡蠣鍋を作る際、牡蠣は沸騰した状態の鍋に入れて3分間、加熱すれば安全に食べられますよ!
加熱時間だけではなく牡蠣を選ぶことも重要なので、牡蠣鍋を作るなら加熱用のものを選びましょう。
牡蠣って十分に加熱しないと食中毒にかかる危険性もありますが、加熱時間が長すぎると、身が縮んで硬くなってしまいますね…。
ということで今回は、牡蠣鍋を安全かつ美味しく食べるには、どのくらいの加熱時間で牡蠣を温めるべきか、また生食用と加熱用のどちらを使うべきかをご紹介します!
牡蠣の加熱時間と入れるタイミングは?
鍋料理に牡蠣を入れるなら、次のことを徹底しましょう!
すると牡蠣に万が一、食中毒菌が潜んでいても、十分に死滅されられるし、
3分間という加熱時間なら、牡蠣がすごく硬くなったり縮むことはありませんよ。
牡蠣って確かに牡蠣鍋などに入れる際、加熱時間や入れるべきタイミングに悩みますね…。
私も以前、牡蠣鍋を作る時に、牡蠣を早いタイミングで入れてしまい、身が縮んで硬くしてしまい、美味しさを半減させたことがありました。
牡蠣は食中毒菌として知られているノロウイルスが含まれているので、よーく加熱しないといけない、とその頃は思っていたのですよ。
でもせっかくの牡蠣鍋なのに、牡蠣が縮んで硬くなってしまっては、かなりもったいないし、牡蠣の旨味もしっかり味わえません。
✖沸騰していない時に牡蠣を入れてしまう
→牡蠣から臭みが出てしまう
✖加熱時間を長くする
→牡蠣が縮むだけでなく、旨味も流れ出てしまう
ということで必ず、牡蠣鍋を作る時は、鍋が沸騰しているタイミングで入れ、そして3分間の加熱時間で調理する、と覚えておきましょう。
ちょうど良い具合に加熱できた牡蠣は、本当に美味しく食べられるし、もちろん食中毒にもかかりませんよ。
牡蠣鍋の牡蠣が縮まない方法
牡蠣は加熱すると、中の水分が出てしまい、どうしても身が縮んでしまいます。
それを防ぐために、鍋に入れる前に下処理をしておくと、身がふっくらとしたまま仕上がりますよ。
【牡蠣の下処理方法】
1.牡蠣を塩水で優しく洗い、キッチンペーパーで水気をとる
2.片栗粉をまんべんなくまぶして混ぜる
3.軽く水洗いして、水気をとる
4.再度片栗粉をまぶし、沸騰したお湯で10秒ほど茹でたら冷水にとる
5.粗熱がとれたら、ザルにあげる
下処理をするかしないかで、身のプリプリ感が違ってきますので、ひと手間を惜しまずやってみてくださいね。
牡蠣の生食用と加熱用の違いは?鍋にはどっち?
牡蠣の生食用と加熱用の違いは養殖の場所と、水揚げされてから殺菌処理しているかどうかであり、また基本的には、牡蠣鍋には加熱用のものを入れると良いですよ!
生食用の牡蠣
まず生食用の牡蠣ですが、エサとなるプランクトンが少ないけれど、雑菌も少ない沖合で養殖されています。
そして水揚げした後は、2~3日ほど、牡蠣を紫外線などで、殺菌した水に入れるという殺菌処理をするため、生で食べることが出来るんですよ。
ただし、
・味は薄めで水っぽい
・身もそこまで大きくない
という場合が多いんですよね…。
加熱用の牡蠣
一方加熱用の牡蠣は、沿岸で養殖されており、沿岸にはエサとなるプランクトンも多いですが、雑菌も多いため、牡蠣が雑菌を取り込んでしまうのです。
そして水揚げされたら、殺菌処理されないまま、パック詰めされて店頭に並ぶようになりますよ。
エサをたっぷり食べているため、
・旨味がしっかり詰まって濃厚な味わい
・身も大きかったりする
のですが、菌が潜んでいるため十分な加熱が必要です。
牡蠣鍋に使う牡蠣
牡蠣って生食用と加熱用を見比べてみると、加熱用の方が比較的、身が大きい場合が多いですね!
牡蠣鍋など鍋料理に入れるのでしたら、風味も濃厚な加熱用を選ぶべきなんです。
生食用の牡蠣を選んで鍋料理に入れてしまうと、牡蠣の味が薄かったり水っぽかったりして、あまり美味しく食べることが出来ません…。
ということで鍋に入れるのでしたら、ぜひ加熱用の牡蠣を購入しましょう!
私も牡蠣鍋が好きなので、牡蠣は必ず、加熱用のものを選んでいますよ!
すると本当に牡蠣の味を堪能できるので、とてもおすすめです。
牡蠣は何気に、生食用と加熱用では違いがあるので、鍋料理で食べる際には忘れずに、どうか加熱用を購入してくださいませ!
ただし加熱用は雑菌が潜んでいるため、絶対に生だったり、半生状態で食べないように注意しましょうね。
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まとめ
牡蠣鍋のベストな加熱時間は3分間で、鍋が沸騰しているタイミングで入れるのが正解!
牡蠣って生食用だと菌が少ない場所で養殖されて、しかも殺菌処理されるのですが、味が若干薄め。
でも加熱用の牡蠣はエサが多い場所で養殖されているので、風味が濃厚ですが、雑菌が潜んでいる可能性があるので、十分に加熱しなければいけません。
鍋に入れるなら、加熱用の牡蠣を使った方が、風味もしっかり味わえますよ!
牡蠣は必ず、食べ方に応じて、生食用か加熱用かを選んでいきましょうね!