オーギョーチとは台湾の屋台などでよく見られる定番のスイーツです。
台湾特有の植物「愛玉子(アイギョクシ)」から作られる、ぷるぷるっとした食感がおもしろいゼリーなんですよ。
嬉しいことに美肌効果もあるんだとか!
日本ではあまり見かけないオーギョーチですが、一体どんな味なのか、期待できる体への効果、自宅でも楽しめる作り方についてご紹介します。
愛玉子(オーギョーチー)とは?
オーギョーチーとは台湾で人気のあるデザートで、ぷるぷるとした食感のゼリーです。
オーギョーチーの原料は台湾のみに自生する「愛玉子(アイギョクシ)」という植物で、この種を水の中で揉みこむと種に含まれているペクチンによって、水がだんだん固まってゼリーになっていきます。
世界三大美人のひとりでもある楊貴妃も好んで食べていたそうで、美容効果も期待できるスイーツなんですよ。
ただ、愛玉子は台湾固有の植物のため、日本ではまだまだ知られていないスイーツ。
どんなスイーツなのかとても気になりますね!
オーギョーチーの味や食感は?
オーギョーチー自体には味はついておらず、レモンシロップをかけて食べるのが一般的です。
食感はぷるぷる、つるつるとしていて、のどをつるんっと通っていきます。
ゼラチンでも寒天でもないヤミツキになる食感で、固さはお店によっても違うみたいですね。
台湾の屋台では大きなボウルに作られていて、レモンの輪切りが並べられています。
暑いときに食べると、ほどよい甘さとレモンの酸味と爽やかさが最高なんですよ。
オーギョーチーの効果
オーギョーチーには嬉しい美容効果も期待できるんですよ。
オーギョーチーに含まれるペクチンは食物繊維なので、腸の動きを活性化して、体の中の不要なものを体外へ出してくれます。
また、オーギョーチーには利尿作用もあるため、体の余分な水分を外にだして、むくみ予防にもなりますよ。
腎臓の働きをよくしてくれるので、血液がきれいになり、お肌もツヤツヤに、さらに美白効果のある「アルブチン」という成分も含まれているので、美白効果も期待できるんですよ。
スイーツを食べてきれいになれたら、こんな嬉しいことはないですよね。
オーギョーチーの作り方
オーギョーチーは愛玉子の種があれば、自宅で作ることもできますよ。
【材料】
・愛玉子の種 10g
・水 500ml
※硬水を使用するとより固まりやすくなります。
【作り方】
①水で濡らしたガーゼを絞り、愛玉子の種を包んで、こぼれないようにゴムで結びます。
②ボウルに水を入れ、ガーゼの上から種をよく揉みます。
③5分ほど揉んで水がゲル状になってきたら、揉むのをやめます。
④そのまま30分ほど置いておくと、ゼリー状に固まります。
⑤食べる直前に冷蔵庫で冷やして完成です。
水の中で揉んでいると、徐々に色がついてきてトロっとしてくるので、なんとも不思議ですよね。
そのままだと味がしないので、レモン汁とはちみつを混ぜたシロップや黒みつなどをかけて食べてくださいね。
オーギョーチが食べられるお店は?
オーギョーチーはバーミヤンで食べることができますよ。(2022年10月現在)
ごまだんごやアンニンドウフに食べ飽きたときには、ぜひ試してみたいですね。
他にも、東京・谷中に「愛玉子(オーギョーチィ)」というオーギョーチー専門店があります。
こちらは見るからにレトロで昭和の香り漂うお店。
現在はテイクアウトのみのようなので、気になる方は行ってみてくださいね。
【愛玉子(オーギョーチィ)】
住所:東京都台東区上野桜木2-11-8
アクセス:東京メトロ千代田線、根津駅徒歩8分
JR日暮里駅・鴬谷駅 徒歩10分
オーギョーチーは通販で買える?
オーギョーチーの種ってなかなか売っているのをみかけないですよね。
・お店で食べる機会がない
・自宅でたくさん作りたい
・揉んで固まっていく過程を楽しみたい!
こんなときは、オーギョーチーの種は通販で買えるのでぜひお試しくださいね。
⇓愛玉子の種 レシピ付き【楽天市場】
この種を水の中で揉むだけでゼリー状になるって、すごいことですよね。
まとめ
オーギョーチーは台湾では定番で、ゼリーのようなスイーツだったんですね。
オーギョーチーそのものには味がしないのですが、レモンシロップが暑いときに食べると爽やかで、ぷるぷるした食感がたまらないんですよ。
食後のデザートにももってこいですね。
お店で食べる機会がないときは、ぜひお家で手作りしてみてくださいね。