作ったカレーを冷蔵庫に入れ忘れて一晩出しっぱなしにしていたら、もうそのカレーは食べない方が無難!
実はカレーって傷みやすく、食中毒菌が発生しやすいので、一晩中、常温で保存してしまうともうアウトですよ…。
食中毒を引き起こさないためにも、カレーは冷蔵庫に入れ忘れるのは、絶対に避けるべきですね。
今回はそんな、カレーは常温だと何時間置いといて大丈夫なのか、またカレーを冷凍させたら、何日くらい日持ちするのかを解説します!
カレーは常温保存で何時間もつ?夏と冬で違う?
カレーは常温だと、夏なら2~3時間程度、冬場なら6時間程度しかもたないので注意が必要ですよ!
スパイスが多く使われているけれど、カレーって具体的には、常温保存でも何時間もつか、ちょっとよく分からないものですね…。
でも実際には、気温や湿度にもよりますが、暑い時期であれば2~3時間で傷むし、冬場であっても6時間しか保存が効かないんです。
カレーの常温保存が危険な理由
カレーって保存性が高い料理のイメージが強いですが、常温で長時間保存すると、ウェルシュ菌という食中毒菌が発生し、時間の経過と共にどんどん繁殖していくもの。
ウェルシュ菌が繁殖したカレーは、加熱をしてももう、ウェルシュ菌を死滅させることが出来ないので、食べられなくなりますよ!
何気にカレーを常温で保存するって、危険性が高いことなんですね…。
そのため、一晩だけでもカレーを常温で保存すると、もうウェルシュ菌が繁殖している可能性が高いもの。
要するに食べたら食中毒にかかってしまうリスクがあるのです!
我が家でもカレーを作ったら、季節関係なく、常温で置いておくのは3時間以内です。
後は冷蔵庫内で保存しているので、今まで食中毒が起こったことはないですよ。
カレーを安全に食べるためにも、冷蔵庫に入れ忘れることは避けて、低温で保存することを徹底しましょうね!
ちなみにウェルシュ菌がカレーに繁殖してしまうと、カレーの見た目やニオイなどからは、繁殖したと判断が出来ません。
そのため、一晩冷蔵庫に入れ忘れて、常温で何時間も置いたカレーは、ウェルシュ菌がもういると考えて処分すべきなんですよ…。
せっかくカレーを作ったのに、常温保存で傷ませてしまうと、かなりもったいないですよね。
そうならないためにも、カレーは常温保存ではなく、2~3日以内に食べるのでしたら保存容器に移して冷蔵保存するか、すぐに食べないのであれば冷凍保存をしていきましょう!
余ったカレーは冷凍で日持ちさせる!正しい保存方法は?
冷凍保存したカレーの賞味期限
余ったカレーは粗熱をとってしっかり冷ましたら、タッパーなど保存容器に入れて冷凍すれば、約1ヶ月は日持ちするようになりますよ!
ただし必ず粗熱を十分に冷ましたカレーを保存容器に入れること。
まだ粗熱が冷めていない状態のまま、冷凍庫に入れてしまうと、冷凍庫内の温度が上がり、カレーが冷えにくくなり、やっぱりウェルシュ菌が繁殖するケースも!
安全にカレーを冷凍して日持ちさせるためにも、余ったカレーは冷めたことをちゃんと確認してから、タッパーに移し替えて、冷凍庫で保存してくださいね。
冷凍すれば1ヶ月は日持ちするので、慌てて食べ切る必要もなし。
カレーって冷凍すると、1ヶ月も日持ちするようになるんですね!
1ヶ月も日持ちするならかなり便利です。
カレーを冷凍保存するときのコツ
カレーを冷凍して保存するのでしたら、具材からじゃがいもは取り除いておきましょう。
じゃがいもはでんぷん質が含まれているため、カレーが傷みやすくなるし、冷凍すると解凍した時に食感が悪くなるので、カレーがまずくなってしまいますよ!
美味しくそして安全に日持ちさせるためにも、じゃがいもは使わないか、取り除いてしまうことをおすすめします。
我が家では基本的に、カレーは冷蔵で日持ちする日数以内に食べ切るので、今まで冷凍したことはなかったのですが、冷凍する時は、粗熱とじゃがいもに注意して保存するように心掛けますね。
あなたの家庭でも、カレーを冷凍するのでしたら、粗熱を冷まして、じゃがいも抜きにしてから冷凍保存をしましょう。
食べる時はレンジでしっかり加熱すれば、美味しくて安全性の高い状態でカレーを頂けますよ!
まとめ
カレーは冷蔵庫に入れ忘れると、たった一晩であってもウェルシュ菌が繫殖している可能性があるため、もう処分した方が安心ですね…。
どうしてもカレーは食中毒を起こしやすい料理なので、夏場は2~3時間、冬場は6時間までなら常温で保存できますが、基本は冷蔵か冷凍保存をするのが良いでしょう。
粗熱を冷ました後タッパーに入れて、カレーを冷凍すれば、1ヶ月は日持ちするので便利です!
ただし必ず粗熱を冷ますことと、傷みにくく、またまずい食感にならないためにも、じゃがいもを抜いて冷凍しましょうね。
すると美味しくて、傷みにくい状態でカレーを冷凍保存できますよ!