セロリは全部食べられる?クセをなくす方法は?何歳から食べて平気なの?

スポンサーリンク

セロリは独特な香りが苦手な人も多く、なんとなく食わず嫌いで食べないという人も多いかもしれません。

私も自分で買って食べたことは…たぶん「ない」です。

しかし、セロリは栄養豊富で体にいいメリットがあると知り、興味がでてきました。

セロリといえばセロリスティックで生のまま食べるイメージが強いですが、葉の部分もたべられるのでしょうか?

そこで、セロリにはどんな栄養があってどの部分を食べるのか、セロリのクセをなくして食べやすくする方法、新鮮なセロリの選び方や保存方法についてご紹介します。

スポンサーリンク

セロリは全部食べられる?栄養は?

セロリはあんまり食べたことのない人にとっては、どこからどこまで食べられるのかよくわかりませんよね。

茎の部分を生で食べるセロリスティックはセロリの食べ方の定番です。

では葉の部分も生で食べられるのかというと、生でも食べられます。

しかし、食感がかたくて苦手という人は炒めたり煮込んで調理すると食べやすくなりますよ。

セロリには次のような栄養素が含まれていて、健康にもいいんですよ。

・カリウム
・食物繊維
・ビタミン
・βカロテン

カリウムはむくみや高血圧予防に、食物繊維は便秘の改善や予防、ビタミンは疲労回復や美肌に、βカロテンは老化の元である活性酸素の除去やアンチエイジングに効果があります。

セロリの栄養素は茎よりも葉のほうに多く含まれていて、特に葉に含まれるβカロテンは茎の2倍なんだそう。

茎だけでなく葉も一緒に食べるとより栄養を摂取できます。

スポンサーリンク

セロリのクセをなくす方法

セロリは健康にいい野菜だとわかっても、あの独特なにおいがタメっていう人もいますよね。

独特なにおいの正体はアピインやセネリンといった香り成分によるものです。

この香り成分はイライラを抑えたり、緊張をほぐしたりと精神を落ちつけてリラックスさせる作用があります。

このセロリのにおいを少しでも軽減する方法はいくつかあります。

①セロリを水にさらす。

②お湯で湯通しする。

③浅漬けの素を使って浅漬けにしたり、柑橘類と一緒に漬け込む。

④皮をピーラーでむき、薄切りにして塩もみをする。

⑤カレーやハヤシライスに混ぜる。

⑥細かく刻んでトマトソースやトマトスープなどに入れる。セロリはトマトとの相性がいいんですよ。

このようにいろいろな方法があるので、どの調理方法が食べやすいのかやってみてくださいね。

スープやソースに入れて加熱した場合は、加熱によって流れ出た栄養素も食べることができるので一石二鳥ですよ。

セロリは何歳から?妊婦が食べても平気?

セロリは離乳食でも使うことができ、しっかりと筋をとって柔らかく煮れば離乳食後期からあげても大丈夫なんですよ。

ただ、セロリは食物アレルギーをおこす可能性が稀にあるので、最初は少量から始めるのがよさそうです。

妊婦さんにとってもセロリは妊娠中に必要な栄養素が含まれているので食べても大丈夫です。

妊娠中はむくみやすかったり、便秘がちになったりするのでその予防にもなりますね。

また、セロリには胎児の発育に必要な葉酸が含まれているのも嬉しいですね。

「妊娠中にセロリを食べると流産する」という話を聞いたことがあります。

これはセロリの種に含まれる「アピオール」という成分に子宮収縮作用があるためなのですが、普段の食事で茎や葉の部分を常識的な量を食べる分には問題ないそうです。

新鮮なセロリの選び方

生で食べることも多いセロリを買うときは、より新鮮なものを選びたいですよね。

そこで新鮮なセロリを選ぶポイントをみていきます。

・茎の部分が太くてハリがあるもの

・茎の筋の間が盛り上がってデコボコしているもの

・茎の色は白いほうが甘みがある

・葉の部分の緑色が濃く、みずみずしくてツヤがあるもの

新鮮なものはみずみずしさやハリがあって、葉が枯れていない、下の切り口が変色していないかどうかもチェックするポイントです。

新鮮でなくなってくると緑色が黄色に変色してくるので、黄色がかったセロリは選ばないようにしましょう。

セロリの保存方法

セロリを新鮮なままおいしく保存するには、正しい保存方法で冷蔵庫に入れなければなりません。

①茎と葉を切り離します。

②茎と葉をそれぞれ濡らしたキッチンペーパーで包み、ビニール袋にいれます。

③冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。

セロリは葉の部分から水分が失われていくので、茎と切り離したほうがいいんですね。

保存しているうちに葉がしんなりとしてきたら、根元を冷水につけるとまた復活しますよ。

まとめ

セロリは茎も葉も食べられる野菜です。

今までセロリにあまり関心がなかったのですが、むくみや便秘、アンチエイジングによいと知り、とても食べたくなりました。

特に葉のほうが栄養が多く含まれているので、いろいろな料理に活用して積極的に摂り入れたいですね。