広島のソウルフードで広島名物の「コウネ」とは何のことか知っていますか?
コウネは牛肉なのですが、広島では当たり前に食べられている部位なのに、他県ではあまり知られていません。
そのおいしさはやみつきになるほどで、広島で食べたことがある他県民はもう1度食べてみたい!と思うのだそう。
そんな絶品お肉の「コウネ」の特長やおいしい食べ方、広島以外だとどこで食べられるのかについてご紹介していきます。
コウネとはどこの部位?
コウネとは牛の肩バラ肉の一部で、前足から脇にかけての肉であり三角バラの下側にある部位です。
なんと、1頭から2㎏しか取れない希少部位なんですよ!
広島以外で食べられることは少なく、「コウネ」と言えば「広島」というくらい広島名物として有名です。
赤身と脂が半分ぐらいの肉で、見た目が赤く燃えているように見えることから「炎の肉」とも呼ばれているんですよ。
地域によっては、「ブリスケ」「肩バラ」「肩カルビ」といった名称で呼ばれていることもあります。
コウネの特徴
赤身の深い味わいと脂がのっていてしっかりとした食べ応えで、噛めば噛むほど旨味を堪能できます。
なぜ広島以外であまり知られていないのかがはっきりとは分からないのですが、他県ではコウネとして切り分けずに、バラと一緒に切り分けられているらしいのです。
脂が多いのできれいに落としてお店に出そうとするとどんどん小さくなってしまい、手がかかるぶん単価も値上がってしまうようですね。
広島でのコウネの食べ方
コウネを「焼肉」で食べるのは、まず外せないですよね。
肉質が硬めなので薄くスライスして、さっと焼いて食べます。
脂が多いので塩コショウ・レモンで食べるのがおすすめです!
コウネは焼いていると脂がたくさん出てきますが、それを焼き野菜や炒飯などに使えば、旨味を逃さずに最後までおいしく食べきることができますよ。
脂身はコリコリとした食感がおもしろく、意外としつこくないので後味がさっぱりしています。
焼肉以外でおすすめな食べ方は「すき焼き」「牛丼」ですよ。
タレが染み込んだ脂身は噛むごとにおいしさを増し、肉の旨味を吸った野菜もより一層おいしくなります。
煮込み料理にも向いていて「ビーフシチュー」や「角煮」にも使えるんですよ。
コラーゲンが多いので煮込むことで脂と旨味が出てきて、ソースやタレが深い味わいになります。
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広島で食べられるコウネのお店
広島に行ったら、ぜひとも食べてみたいコウネ。
人気のお店をご紹介していきますよ。
【炭火焼肉 敏】
住所:広島県広島市南区猿猴橋町6-4
お店の人気メニューは、コウネとプリプリのホルモン!
お店の方が焼き方を教えてくれるので、初めてでも失敗せずに焼くことができますよ。
【コウネ屋鯉城】
住所:広島県広島市中区銀山町12-13
まるで隠れ家のようなお店で、ゆっくりとコウネを味わうことができます。
コウネ炙りやコウネ丼、コウネ茶漬けにコウネうどん、などいろいろな食べ方で楽しむことができますよ。
【焼肉三甲】
住所:広島県広島市東区矢賀新町5-2-9
焼肉三甲は、元WBA世界ミドル級チャンピオン竹原慎二さんのお母さんがされているお店です。
どのメニューもお手頃価格なのが魅力。
ランチメニューはボリュームもあり好評ですよ。
コウネは広島以外でも食べられる?
コウネは、広島の焼肉店や居酒屋では当たり前にメニューとしてありますが、他県で食べられるお店はあまりありません。
品揃えのよい精肉店で扱っていることもありますが、スーパーではほとんど販売されていませんよね。
コウネを出しているお店を探すのは結構大変!
それなら通販で購入して、家で食べるのが一番手軽で手っ取り早いかもしれません。
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まとめ
広島のソウルフードであるコウネは希少部位であり、広島以外ではなかなか食べられない肉だとわかりました。
脂が多いけど脂っぽくない、1度食べたらやみつきになる味をぜひ味わってみたいです。
通販でお取り寄せもできるので、ぜひ試してみてください。