生わかめを購入したら茎部分を切り落とし湯通しする、という下処理が必要。
冷蔵だと2~3日しか日持ちしないので、長期保存させたい場合は、小分けにして冷凍保存をすること。
何気に生わかめって、食べる際は下処理が必要になるのか、ちょっと戸惑ってしまいますね…。
でも下処理は必要なものなので、今回は生わかめの下処理と保存方法、そして日持ち期間などを詳しく解説します!
生わかめで食中毒になる?
生わかめは『生食用』ではない限り、茎を切り落とし湯通しする、という下処理をしないと、食中毒にかかる場合もあるんですよ!
生わかめには、腸内ビブリオという菌が付着していることがあり、ちゃんと下処理をしないと、腹痛や下痢、吐き気などの食中毒の症状がおきてしまいます。
下処理する前の生わかめをまな板の上に置いて、洗わずに他の食材を切ったりすると、その食材にも菌が付着するので注意が必要です。
この菌は熱に弱いので、必ず下処理で湯通しをしましょう!
また、傷んだ生わかめを食べた場合でも食中毒になるので、必ず生わかめは早めに食べきるか、冷凍保存をしておきましょうね。
生わかめの下ごしらえの方法
では次に、より詳しく生わかめの下処理、下ごしらえの方法をご説明します。
生わかめの太い茎を切り落とす
最初に、生わかめをしっかりと水で洗います。
生わかめって茎付きのまま販売されていることもあり、茎は硬くて食べにくいので、まずは切り落としておきましょう。
あまり太くない茎がある場合は、細かめにカットしておくと食べやすいですよ!
私も子供の頃、母の手伝いで生わかめの下処理をした時も、やっぱり茎部分はカットしていました。
美味しく食べるためにも、茎はない方が良いので、忘れずに下ごしらえの段階で、茎を切り落としましょうね。
沸騰したお湯に生わかめを湯通しする
グツグツと沸騰したお湯に生わかめをサッと入れて、すぐにザルにあけるか、ザルに生わかめを入れて、沸騰したお湯をかけてもOK!
要は熱々のお湯に湯通しをするのが大切で、必要な下処理なので、忘れないでおいてくださいませ。
ちなみに、生わかめはあまり熱湯に入れ過ぎてしまうと、風味が薄れてしまうので、サッと湯通しする程度の下処理で大丈夫ですよ!
冷水で軽く洗って水気を切る
湯通しした生わかめは、冷水で軽く洗ったあと、水気をしっかり切れば下処理は完了です。
以上が生わかめを食べる際に必要な下処理の方法ですが、案外簡単なので、安心ですね!
でもこの下処理をきちんとしておかないと、やっぱり食中毒にかかる危険性があるので、どうかくれぐれも、特に湯通しをすることを忘れないようにしましょう!
下処理をきちんとしたうえで、ヌメリや異臭やカビなどの異変のない生わかめなら、食べても食中毒にならないので、問題なく美味しく食べられますよ。
生わかめの保存方法や日持ちは?
生わかめは必要な下処理をしても、下処理をしていない場合でも、冷蔵で2~3日しか日持ちしません。
基本的に生わかめって生鮮食品なので、冷蔵であっても2~3日までが保存期間の限度なんです…。
下処理した生わかめを長期保存したいなら、小分けにして冷凍保存方法をすると良いですね。
下処理を終えたら、生わかめの水気をしっかり拭き取り、ラップに包んで小分けにした後、フリーザーバッグに入れて、冷凍庫で凍らせる保存方法をしましょう。
冷凍の保存方法をすれば、生わかめは約1ヶ月、日持ちさせることが出来るので、慌てて消費しなくてもOK!
生わかめは冷凍保存できる?
冷凍しておいた生わかめは、汁物や煮物の具材として使うのが適しており、凍らせたまま、調理していきましょう。
そうすれば冷凍の保存方法をしておいた生わかめでも、美味しく食べることが出来ますよ。
やっぱり保存方法の中でも、長期間日持ちを延ばすには、冷凍保存するのが効果的なんですね!
私も生わかめを購入したら下処理をしてから、冷凍保存しておくようにします。
小分けにして冷凍しておけば、使いたい時に必要分だけ食べられるので、とても便利ですよ。
もちろん鮮度もしっかり保っているので、傷む状態にもなりにくいでしょう。
生わかめを長く日持ちさせたい場合はぜひとも、冷凍をしていってくださいね!
ただし2~3日以内で食べきるのでしたら、冷蔵保存でもOKですが、その場合は下処理した生わかめは、タッパーなど保存容器に入れておくと問題ありませんよ!
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まとめ
生わかめの下処理は必要であり、茎を切り落としたら、湯通しして水洗いし、水気を切っておくこと。
長期間保存したいのであれば、下処理済みの生わかめを小分けにしてフリーザーバッグに入れてから、冷凍保存していきましょうね。
食べる時は解凍せずに凍ったまま、調理するのがベストです。
生わかめはしっかり下処理をして、また鮮度が良いうちに食べないと、食中毒にかかることもあるので気を付けましょう!