さつまいもは収穫したばかりなのでしたら土付きのまま、新聞紙に包んで14℃前後を保てる通気性の良い場所に、1~2週間ほど置いておくという保存方法で甘くすることが可能!
レンジでさつまいもを甘くして加熱するには、さつまいもを濡らしてキッチンペーパーで覆い、ラップで包んでから1分30秒加熱し、その後8分~10分再加熱すること。
さつまいもを収穫したら、出来るだけ美味しくて甘い状態にして、食べたいものですよね。
今回はそこで、収穫したてのさつまいもを甘くする保存方法や、レンジやオーブンやフライパンでの加熱方法を紹介します!
さつまいもを甘くする保存方法は?
土付きのさつまいもの場合
収穫したばかりの土が付いているさつまいもは、数日陰干ししてから新聞紙で包み、通気性の良い場所に置いておくことで、さつまいもはほどよく熟されていくので、より甘くすることが出来ます。
私は以前まで、さつまいもを美味しくする保存方法って知らなかったので、普通に土を水で流して、常温で置いて蒸かして食べたりしていました。
しかし、さつまいもは水分に弱く、水で洗ってしまうとそこから傷んでしまいます。
収穫したてのさつまいもは、洗わずに土付きのまま乾かしてから、土をはらって新聞紙に包み、ちょうど良い温度と通気性の場所で、保存するのがベスト。
すぐに加熱調理して食べない方が、さつまいもって美味しくなるので、さつまいもを収穫したら1~2週間待っていくべきですよ。
せっかくのさつまいもなんですから、より甘くして、美味しい状態で食べたいですもんね!
スーパーで買ったさつまいもの場合
スーパーで買ったさつまいもは、水洗いされてからビニール袋に入っているものが多いですよね。
密封されたビニール袋のまま冷蔵庫にいれると、袋の中に水滴がついて傷む原因となったり、寒さに弱いので低温障害をおこして、色が変色したり苦みがでてきてしまいます。
スーパーで買ったさつまいもは、ビニール袋から出して1本ずつ新聞紙で包み、ダンボールなどにいれて直射日光の当たらない涼しい場所(適温10~15℃)で保管します。
ただ、夏場で20℃を越えると発芽してしまうので、暑いときは冷蔵庫にいれましょう。
低温障害やムレを防ぐためにも新聞紙で包んでから、ビニール袋に入れて口をゆるく結び、冷蔵庫の野菜室で保存します。
水洗いしたさつまいもはあまり日持ちがしないので、1週間前後で早めに食べたほうがいいですよ。
野菜類って、新聞紙に包んでおくと、保存が効くものが多いですよね!
収穫したばかりだと、まだどうしても、完全に熟れ切っていないことが多いので、甘さをしっかり感じられません。
さつまいもも新聞紙に包んでおき、余分な湿気を与えないようにすれば、甘くすることが可能なのでチャレンジしてみてくださいませ!
さつまいもを甘くする加熱方法のコツは?
さつまいもを甘くする加熱方法を電子レンジ、オーブン、プライパンでそれぞれみていきましょう。
【電子レンジ】
濡らしてからキッチンペーパーとラップに包み、1分30秒加熱したら、8~10分再加熱すること。
【オーブン】
アルミホイルで包み、160℃で1時間30分加熱するのが正解。
【フライパン】
フライパンで加熱する場合は、アルミホイルを2重に巻いて、1㎝くらい水を入れます。
弱火で15分間フタをして蒸し焼きにし、上下をひっくり返して再度、15分間蒸し焼きにする方法。
これらの加熱方法で、さつまいもを甘くすることが出来るんですよ!
というのも、さつまいもって急激に熱を加えていくよりも、じっくりと時間をかける、という加熱方法をすれば、さつまいものでんぷん質が糖分に変化するんです!
要するに、ゆっくり時間をかけた加熱方法をしたさつまいもって、甘さを増やすことが可能。
確かに私も以前、さつまいもをレンジゆっくり、時間をかけて加熱をしてみたら、本当に美味しくなりました!
レンジの場合もオーブンの場合も、フライパンで蒸し焼きにする場合も、時間をかけていった方が美味しくなるものなんですね。
ただし、さつまいもが剥き出しの状態だと、熱が直に伝わってしまい、ゆっくり加熱することが出来ません。
そのため、レンジでの加熱方法では濡らしてからキッチンペーパー、そしてラップでしっかり包むこと、
オーブンはさつまいもを濡らし、アルミホイルで包むことで、フライパンの場合もアルミホイルを2重で包むべき。
するとゆっくりとさつまいもを加熱できるので、糖度を高めるのに最適なんですよ!
レンジでもオーブンでもフライパンでも、時間をかけるだけでなく、ラップやアルミホイルに包む、ということをくれぐれも忘れないようにしましょうね!
私もレンジでさつまいもを加熱した時は、濡らしてキッチンペーパーとラップで包んだので、甘くなる加熱方法が上手くいきました。
さつまいもはちょっとした工夫でかなり美味しくなるので、どうかこれらの方法で加熱し、甘さをアップさせましょう!
まとめ
さつまいもは新聞紙で包み14℃くらいで、なおかつ通気性の良い場所で1~2週間保存すると、より甘くすることが出来ます。
保存方法だけでなく加熱方法でもさつまいもを甘く出来ますよ。
レンジではキッチンペーパーとラップで包み、1分30秒加熱後、8~10分加熱していくこと。
オーブンならアルミホイルで包み、160℃で1時間30分加熱し、フライパンではアルミホイルを2重にして、水も入れてフタをし、弱火で15分、上下をひっくり返して再度15分蒸し焼きにするだけ。
簡単な加熱方法だけれど、さつまいもの美味しさが高くなるので、試す価値アリですよ!