味付け卵は、子どもも大人も大好きな一品ですよね。
手作りの味玉は、賞味期限が1週間ももたず、早めに食べきったほうがいいのですよ。
また、ゆで卵を漬けたつけ汁もあまり日持ちしないので、早めに再利用すべき。
そこで今回は、味玉の賞味期限や日持ちさせるコツ、つけ汁の日持ちや再利用方法についてご紹介します。
味玉の日持ちは1週間もつ?
味玉は1週間日持ちせず、冷蔵保存で約3日~5日が賞味期限になります。
もともと、ゆで卵は生卵に比べると賞味期限が短く、殻をむくと1日、殻付きでも2日~3日しか日持ちしません。
賞味期限が短いゆで卵を、醤油やみりん、砂糖、酒をひと煮立ちさせた煮汁に漬け込んでおくだけで、少しだけ日持ちが長くなりますね。
煮汁を作るのが面倒な場合は、めんつゆに漬けるだけでも味玉ができますよ。
半熟の味玉の日持ちはどれくらい?
半熟の味玉は傷むのが早く、賞味期限は2~3日になります。
漬け汁の濃さや半熟加減で賞味期限にばらつきはありますが、トロトロの半熟の黄身で作る場合は早めに食べるようにしてください。
冷蔵庫で保存するときは、密閉容器に入れて、しっかりと冷えるように保存してくださいね。
白だしの味玉の日持ちはどれくらい?
白だしで作った味玉の賞味期限は、冷蔵保存で3日~4日ほどになります。
白だしで作ると、見た目が白くてきれいに仕上がりますよ。
白だしのつゆの中に、にんにくやごま油、黒コショウ、七味唐辛子などを入れてアレンジするのもおすすめです!
味玉を日持ちさせるコツ
味玉を日持ちさせるコツは4つあります。
しっかり茹でて固ゆでにする
黄身が半熟でトロトロの味玉はとてもおいしいですが、日持ちがあまりしません。
日持ちをさせるなら、中までしっかりと火を通し、固ゆでにしましょうね。
固ゆでのゆで卵は、冷蔵庫から出した卵を沸騰した鍋に入れて、約12分間ゆでます。
殻をむくときは、水洗いしながらむかないようにして、最後にキッチンペーパーで水気をよく拭き取ってくださいね。
つけ汁は濃いめの味付けにする
つけ汁の塩分濃度が高いほど、減菌作用があり、保存が効くようになります。
そのため、できるだけ濃い味付けで作るのがよいでしょう。
また、つけ汁を一度沸騰させて殺菌したり、鍋に卵を入れて一緒に煮るとより日持ちしやすくなりますよ。
つけ汁に酢を入れる
つけ汁に酢を加えることで、酢の殺菌効果で日持ちしやすくなります。
300㏄のつけ汁に、小さじ1杯の酢を入れるといいですよ。
この他にも、
・清潔な容器や箸を使う
・味玉が完成したら、余分なつけ汁を拭き取って保存する
これらのことにも気をつけてくださいね。
味玉はお弁当に入れても大丈夫?
味玉をお弁当に入れるなら、しっかりと固ゆでした味玉を入れましょう。
半熟の味玉は傷みやすく、食中毒の原因にもなるので入れないでくださいね。
また、味玉を入れたお弁当には、保冷剤を入れることもお忘れなく。
特に春先の少し気温が上がり始めたときや、外が寒いとき(でもお弁当を置く場所は暖かい)は、保冷剤を入れないことも多いので、忘れないようにしてくださいね。
味玉のつけ汁の日持ちと再利用
味玉のつけ汁の日持ちは、約3日ほどになります。
ゆで卵を一度漬けているので、あまり日持ちはしませんので、早めに使い切るようにしましょう。
せっかくのおいしいつけ汁を捨てるのももったいないですものね。
つけ汁の再利用には、次のようなレシピがありますよ。
・肉や魚の照り焼き
・煮物
・きんぴら
・野菜炒め
・うどんやラーメンの汁
つけ汁は味がすでに完成されているので、タレやスープとして使うえば、簡単においしい料理ができますね。
再利用するときは、衛生上、必ず加熱して調理してくださいね。
まとめ
味玉の賞味期限は3日~5日程度なので、傷む前に早めに食べるようにしましょう。
できるだけ日持ちさせるなら、固ゆでにした卵を濃いめのつけ汁につけて、さらにお酢を加えるとよいでしょう。
つけ汁も捨てるのはもったいないので、再利用して別の料理に活用してくださいね。