子どもが生まれてから再就職をしようと決めたけど、保育園に入れなくて働くことをあきらめていませんか?
地域によっては求職中の人が保育園に入園できるのは簡単ではありません。
私もそのひとりです。
出産を機に退職して求職中でしたが、
・少しでも収入がほしい
・仕事のブランクをあけたくない
・保育園に入園したい
このような気持ちから子どもが2歳になったときに一時保育に預けて働くことにしました。
一時保育に預けて毎日働くことができるのかについて体験談を書いていきます。
一時保育とは?
保護者が就労や傷病、出産、リフレッシュなどの理由で一時的に家庭保育が困難なときに預かってもらえます。
全ての保育園で実施しているわけではなく、一部の保育園で実施しており、利用料金や利用時間、対象年齢は施設によって違います。
自治体によっては利用回数も週3日までといった上限があるところもあり様々です。
利用するには利用したい園に直接連絡をして、面談を受けます。
認可外保育園とどっちがいい?
私の場合、近所の認可外保育園に空きがなかったため、まずは一時保育を利用して平日4日9:00~16:00勤務で働くことにしました。
幸い、利用した園は月の利用回数に上限がなく、数週間先の予約を常に取り続ければ毎日通える状況でした。
利用料金
利用料金は自治体や施設によって違いますが、1日2,000円~3,000円が相場です。
週5日フルタイムで働くなら、自治体から補助がでる認可外保育園に預けた方がいいと思いますが、
認可外保育園も空きがあるとは限りません。
また、補助の金額も自治体によってだいぶ違いがあったりもします。
その場合、一時保育の利用上限に合わせて勤務できる職場を選ぶのもひとつの方法です。
一時保育はどうしても割高になりますので、お給料から利用料金を引いたらどのくらい手元に残るかも事前に確認しておくべきです。
利用時間
私が利用した園は基本時間が8:30~16:30でした。
朝は出勤時間が遅い主人に送ってもらい、帰りは30分延長してのお迎えでした。通勤時間に30分以上かかっていたので、もっと近くの職場にすればよかったなと後々後悔しました。
延長保育も施設によってやっていないところもあるので、通勤時間を含めたシミュレーションが必要です。
友達関係
認可外保育園ですと利用している子が固定しているため、毎日一緒に過ごせます。
それに比べて一時保育は毎日利用者が同じではないですし年齢も違いますので、子どもの性格によっては環境に慣れないこともあります。
私が利用していた時は毎日利用している子が数人いて、たまたま同い年の子もいました。
「〇〇ちゃんと遊ぶから今日も行く~!」と言ってはりきっている姿がうれしかったです。
子どもが楽しく通ってくれるのが一番ですよね。
一時保育のメリット
一時保育に預ける前は「どんな感じで過ごすのかな?」と少し心配でしたが、慣れてくると子どもも友達ができて楽しそうに通い、たくさんのメリットがありました。
・規則正しい生活が送れる
・集団生活の中でマナーを身につけることができる
・トイレトレをしてもらえる
・通常クラスにまぜてもらい、園生活を経験できた
・先生にかわいがってもらえる
利用した園では通常クラスにまぜてもらい、同じ年齢の子と一緒に遊ぶことができたので子どもも仲良しの友達ができて嬉しそうでした。
親としては一時保育担当の先生から「〇〇ができるようになりました。」「〇〇が上手ですね。」などの話を聞くことができ、成長を感じることができてよかったです。
運動会や遠足などの園行事には参加できませんが、クラスで行うお楽しみ会などには参加させてもらっていたので、いい経験ができたなと思います。
一時保育から保育園入園するためにやったこと
一時保育を利用し始めて半年以上経過し、来年度の保育園申込み申請が近づいてきたころ、週4日勤務だったのを週5日にして勤務時間も増やしました。
一時保育の延長ではお迎えが間に合わなかったため、ファミリーサポートも利用してお迎えを頼みました。
一時保育+ファミサポ利用代は高い出費でしたが、一時的な必要経費と割り切り、少しでもプラスになっているからいいかなと思うようにしました。
結局、来年度の保育園の申請は通ったのかな?
狭き門でしたが無事に申請が通り、ホッとしました。
一時保育で利用していた保育園が第一希望だったのですが、そこに入園できることになりました。
子どももよく通常クラスに混ぜてもらっていたので、ほとんど環境の変化がないまま4月から通うことができてよかったです。
まとめ
専業主婦が小さい子どもを預けて働き始めるのは大変なことです。
保育園に預けたくても入園できない、身近に頼れる人がいない、そのような場合は一時保育を利用して働く方法もあります。
自分がどのような働き方をしたいのか考えたうえで、一時保育や認可外保育園などどういう選択肢があるのかよく調べてみましょう。
最初は大変かもしれませんが、後になって「あの時一歩ふみだしてよかった。」と思える日がきっときますよ。