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家政夫のミタゾノ「痛み入ります」の意味は?恐れ入りますとの違いは?

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家政夫のミタゾノでミタゾノさんがよく言うセリフがありますよね。

「いたみいります。」

あまり聞きなれない言葉ですが、ドラマを見ていると「ありがとうございます」という意味なのかなと思いましたが、実際はどうなのでしょうか?

そこで、「痛み入ります」はどんな意味でどのようなときに使うのかについて、詳しくご紹介します。

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「痛み入ります」の意味は?

「痛み入ります」は目上の人や尊敬する人の好意や親切に恐縮したり、心からの感謝の気持ちを表現する言葉です。

相手の想像以上の親切が「自分にはもったいない」という謙遜の気持ちも含まれています。

「痛み入る」の語源は、「痛む」は「心痛する」という意味があり、「入る」は「しみる」という意味があります。

「心が痛むほどしみる」ような親切な対応や心配りをしてもらったときに、「ありがとうございます」よりもより感謝と恐縮の気持ちを表すことができます。

また一方で、「相手の厚かましさにあきれる」という意味もあり、やや皮肉をこめて使われる場合もあります。

アドバイスに対して「ご忠告、痛み入ります」と言うときは、言い方や表情に気をつけないと「そんなこと言われなくてもわかっているよ」という風に受け止められてしまいます。

使い方を間違えると誤解されることもありますので、注意しなければいけませんね。

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「痛み入ります」は誰に使う?

「痛み入ります」はビジネスシーンでよく使われる表現で、プライベートで使われることはあまりありません。

使う相手は、目上の上司や取引先の人に対してです。

同僚や後輩に対しては使いません。

上司や取引先の人が仕事で都合をつけてくれたときや手助けしてくれたときに、最大の感謝の気持ちを込めて言います。

他には家政婦と家のご主人や、習い事での生徒と先生のような関係、地域活動でも、自分のためにわざわざしてくれた好意に対して使うこともあります。

「痛み入ります」の使い方

「痛み入ります」はどのようにして使うのかみていきましょう。

①ご高配痛み入ります

ご高配とは相手の特別な配慮や心配りを敬って表す言葉です。

目上の人や立場が上の取引先に対して、「あなたの配慮や心配りが大変ありがたく、感謝しています」という意味になります。

ビジネスシーンでのメールや書面で「平素は格別のご高配を賜り、誠に痛み入ります」というフレーズで使われます。

②ご厚情痛み入ります

ご厚情とは厚い情けのこと。

取引先から何かをもらったときに、心からの深い思いやりに対するお礼の言葉としてメールや手紙で使われます。

③お心遣い痛み入ります

お心遣いとは配慮や心配りのことです。

相手の配慮やいろいろと気を配ってもらったときに使う言葉です。

「ご厚情痛み入ります」と同じような意味ですが、直接言葉で伝えるときにはこちらのほうが向いています。

④ご忠告痛み入ります

目上の人や取引先の人が、自分の欠点や過ちを指摘してくれたときに使います。

忠告によって大きなミスを防ぐことができた、自分の至らなさを指摘してくれたことに感謝して使います。

「痛み入ります」と「恐れ入ります」の違い

「痛み入ります」も「恐れ入ります」もどちらも相手に感謝する気持ちや申し訳ないという気持ちが込められています。

どちらかというと、「恐れ入ります」のほうが恐縮した気持ちが強く、申し訳ないという思いが強く感じられます。

「恐れ入ります」はクッション言葉として、

「恐れ入りますが、○○してもよろしいでしょうか」と印象を和らげるときに使いますが、

「痛み入りますが、○○してもよろしいでしょうか」とは使いません。

ニュアンスが似ている言葉だけに使い分けるのは難しいですね。

まとめ

「痛み入ります」は目上の人がしてくれた配慮や心配りに対して感謝を示す言葉です。

普段の生活で使うことはあまりありませんが、ビジネスシーンではこの言葉を覚えておくと、より自分の気持ちを的確に相手に伝えることができますね。

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