夏になると毎日麦茶をつくる我が家。
家族みんなが飲むし、学校や保育園にも水筒にいれて持っていくので、ほぼ毎日作りかえています。
その時に気になるのが、容器のぬめりや白いポツポツとした斑点。
洗剤で洗っても落ちにくくて困っています。
ぬめりや白い斑点の正体が何なのか?
どうやったら簡単に落とせるのか?
気になったので調べてみました。
麦茶ポットのぬめりの原因
麦茶には保存料や甘味料などの添加物が含まれていないので、赤ちゃんから大人まで安心して飲める飲料です。
ただ、麦茶は生ものと同じですので、作った当日に飲み終えるのが一番よく、遅くても作ってから1~2日で飲み終えた方がいいと言われています。
緑茶は茶葉から作られていて、カテキンが豊富に含まれ、高い抗菌作用があります。
しかし、麦茶は茶とありますが原料は大麦であり、大麦は炭水化物であるため雑菌が繁殖しやすいのです。
ですので、容器にぬめりがついたり、カビがついたりしてしまうのです。
麦茶ポットにつく白い斑点はなに?
麦茶ポットをどれくらいの頻度で洗うかどうか。
「洗わずにまた作る」
「水でかるくすすぐだけ」
「洗剤でしっかり洗う」
これは人それぞれ違うと思います。
私の家族は私が洗わない限りだれも洗いません。それを知っているので、量が少なくなってきたら私が洗って作りなおすようにしています。
ほぼ毎日のこの作業、はっきり言って面倒です。
面倒だけどなぜ毎日洗うのか?
・洗っているときにぬめりを感じる
・白い斑点が気になる
・底にたまった汚れが気になる
これらが毎回気になるのです!
特に白い斑点はスポンジで洗っても中々落ちないのです。
この正体が何か調べてみると、
・カルキ汚れ
・カビ
のどちらかの可能性があります。
【カルキ汚れによるもの】
カルキとは水道水に入っている塩素のことです。
この結晶がこびりつくと白い斑点に見えるのです。
カルキ自体は人体に害はありません。
しかし、カルキ汚れは放っておくとどんどん取れにくくなりますし、衛生面で気になりますので早めに落とすのがいいでしょう。
プラスチック製の容器は使っているうちに傷がつきやすく、そこにカルキが付きやすくなります。ガラス製の容器は傷がつきにくいため、カルキ汚れが気になる方はガラス製を使用するのがいいですね。
【カビによるもの】
何日も麦茶を入れっぱなしにしたり、洗わずにつぎ足しばかりしているとカビの原因になります。
冷蔵庫に入れているからと安心してはいけません。
麦茶に含まれているでんぷん質やたんぱく質は雑菌を繁殖しやすく、麦茶も傷みやすいのです。
麦茶ポットのぬめりの落とし方
台所用洗剤で洗ってもぬめりが残っているようなときは、定期的にキッチンハイターや酢・クエン酸を使ってお手入れするといいですよ。
・キッチンハイター
ハイターを水で薄めて、しばらくつけておく。その後、洗剤でしっかりとよく洗う。
・酢やクエン酸
飲料用なのでハイターを使いたくない場合は、酢やクエン酸がおすすめです。
クエン酸はドラッグストアや100円ショップなどで購入できます。
酢やクエン酸をお湯でうすめて、しばらくつけておきます。
私は白い斑点をメラミンスポンジでこすって落としていたのですが、プラスチック製の容器は傷ができるためおすすめしません。その傷にカルキ汚れが付着することになりかねません。
麦茶ポットの選び方
・素材
プラスチック製orガラス製のどちらがいいか?
軽くて持ちやすく、落としても割れる心配がないのがプラスチック製。
衛生面や丈夫さを一番に考えるならガラス製。
・洗いやすさ
開口部が広いと長いブラシを使わなくても腕が入って洗いやすいです。
本体やフタに凸凹が少なく、フタのパーツも少ないものが洗いやすく汚れもつきにくいです。
・使いやすさ
子どもでもフタが開けやすいか、横置きできるか、取っ手付きか、耐熱性があるかなど、ライフスタイルによって変わってきますので、どのようなタイプが使いやすいのかリストアップしてみましょう。
まとめ
麦茶は香ばしさがあり、さっぱりしているためゴクゴクと大量に飲みますよね。
水分とミネラルを補給できるので、夏にぴったりな飲み物です。
お茶だから日持ちすると思いがちですが、麦茶は傷みやすい飲み物です。
早めに飲み切り、毎回容器を洗った方が衛生面で安心です。
毎回洗うのが面倒くさい方は、家族が手伝いやすい形状のものを選んだり、つけ置きタイプの洗剤を選んだりと、少しでも楽になれる方法を見つけて下さい。