ハンバーグのつなぎはパン粉以外だと、塩、小麦粉か片栗粉、卵、お麩(ふ)、おから、牛乳を使うことが出来ますよ!
基本的にはつなぎなしだとハンバーグって柔らかくならないので、必ずつなぎはパン粉以外でも良いので、入れるようにしましょう。
ハンバーグを作る時にパン粉がないと分かると、すごく焦るし困ってしまいますよね…。
でもパン粉以外でもつなぎとして使えるものがあるのです!
今回はパン粉以外でハンバーグのつなぎになるものや、つなぎなしでもハンバーグは柔らかく作れるのかを解説しますね。
ハンバーグのつなぎでパン粉の代わりになるもの
ハンバーグのつなぎはパン粉以外だと、小麦粉か片栗粉、塩、卵、お麩、おから、牛乳が使えますよ!
ではより詳しく、ハンバーグのつなぎに使える、パン粉以外のものをご説明しますね。
小麦粉か片栗粉
小麦粉や片栗粉は、パン粉以外でつなぎとして、ハンバーグに使えるもの。
ただし、小麦粉や片栗粉はひき肉に入れて混ぜるのではなく、成形したハンバーグの表面にまんべんなく、振りかけていきましょう。
小麦粉や片栗粉を表面に振りかけてからハンバーグを焼くと、ハンバーグの中に肉汁や旨味をギュッと閉じ込めることが出来ます。
肉汁が閉じ込められていると、ハンバーグを食べた時にとても柔らかくジューシーに感じるので、パン粉がない場合でも安心ですよ!
ただし、食感に弾力もあるハンバーグにしたい時は、ひき肉に片栗粉を混ぜてからこねて、成形すると良いでしょう。
私も肉団子に弾力を出して、食べ応えある食感にする際は、片栗粉を一緒に入れて混ぜていますよ。
お好みの食感にしたいのでしたら、片栗粉を一緒に混ぜる、という方法をしていくと良いでしょう。
塩
実は何気に塩って、ハンバーグのつなぎになる、かなり重要な調味料だったのです!
塩をひき肉に加えることで、脂肪分と水分が結合し、ハンバーグが崩れにくくなり、肉汁を中に閉じ込めることが出来ますよ。
ハンバーグはやっぱり、肉汁があふれると美味しいし、食感も柔らかくなりますね。
パン粉以外でも、塩をひき肉に少々加えて、よく混ぜてこねるようにしましょう。
そうすればパン粉がなくても、ハンバーグを美味しく仕上げられますよ!
卵
パン粉がなくても特にハンバーグを美味しく作れるつなぎは卵!
卵を入れるとハンバーグがフワフワになるだけではなく、旨味や栄養価もアップさせることが出来るのです。
私もハンバーグを作る時は、必ず卵を入れていますよ。
本当に卵を入れると、パン粉を入れなくても、つなぎとして使えるし、とても美味しくなるのでおすすめ!
ぜひパン粉以外をつなぎに使うのでしたら、卵を活用してみてくださいね!
お麩
お麩をフリーザーバッグに入れて、麺棒やすりこぎ棒や、包丁の横などで細かく砕いていくと、ハンバーグのつなぎに使えます。
砕いたお麩はよーくハンバーグのひき肉に混ぜていきましょうね。
そうすればお麩がパン粉の役割を果たしてくれるので、ハンバーグがフワッとした食感に仕上がりますよ。
おから
おからもパン粉代わりとして、ひき肉に入れてよく混ぜると、ハンバーグが柔らかくて美味しい食感になります。
しかもおからは植物性タンパク質が含まれているので、栄養が更に豊富なハンバーグになるでしょう。
また、ひき肉の量を少しだけ減らして、おからを加えてよく混ぜて焼くと、ひき肉を多少減らしても、フワフワのハンバーグになるので、ヘルシーに食べられますよ!
ただ、おからはあまり入れ過ぎると、おから独特の風味が出てしまうので、ソースはデミグラスソースなど濃厚な風味にしておきましょうね。
牛乳
パン粉以外では牛乳もつなぎとして役立つもの。
基本的にはハンバーグを作る時に、パン粉と牛乳を混ぜる、というのが良いのですが、牛乳を適量入れるだけでも十分つなぎになるし美味しく作れます。
私も牛乳を入れてハンバーグを作ったことがありますが、食感は柔らかく、ジューシーな仕上がりになりました。
牛乳もパン粉以外でつなぎに使えるので、パン粉がなくても焦らないで大丈夫ですよ!
以上がハンバーグ作りで、パン粉以外につなぎに使えるもの。
結構色々な食材や調味料がパン粉の代用になるので、もうパン粉だけに頼らなくても安心ですね!
ハンバーグはつなぎなしでも柔らかくできる?
ハンバーグはつなぎなしだと、どうしても肉が硬くなり、美味しさが半減してしまうので、必ずつなぎは入れましょう!
もちろん、ハンバーガー用などで、硬めのパテとして、ハンバーグを作る場合は、つなぎなしでもよくこねれば、美味しく食べることは出来ます。
でも柔らかい食感のハンバーグとして食べたいのでしたら、つなぎを入れないと美味しくなりませんよ!
私もハンバーグ作りをする際は、つなぎなしにせず、卵やパン粉や牛乳などを入れて柔らかくしています。
特に卵を入れると、つなぎにもなるし、美味しさやフワフワの柔らかい食感が出ますよ。
つなぎなしにならないよう気を付けて、柔らかくハンバーグを仕上げてくださいね。
ハンバーグのパン粉と牛乳の割合は?
家にパン粉があれば、パン粉をつなぎとして使いますよね。
そのときに悩むのが、パン粉と牛乳をどれくらいの割合でいれたらよいか、ということ。
牛乳が少なすぎるとパサパサするし、多すぎるとべちゃっとなるので、加減がむずかしいですよね。
パン粉と牛乳の黄金比はこちらになります。
【乾燥パン粉の場合】
パン粉大さじ3:牛乳大さじ2
【生パン粉の場合】
パン粉大さじ3:牛乳大さじ1強
ベストな割合は、パン粉が牛乳を吸いきっていて、なおかつ牛乳が残っていない状態です。
牛乳の量に対してパン粉の吸収率がちょうどいいと、成形しやすく、しっとりとしたちょうどよい柔らかさのハンバーグに仕上がりますよ。
まとめ
ハンバーグのつなぎなるものはパン粉以外だと塩や小麦粉か片栗粉、卵、お麩、おから、牛乳などですね。
ハンバーグって肉と玉ねぎだけで、つなぎなしだと、どうしても柔らかく仕上げることが出来ないので、必ず何かしたつなぎを入れて、柔らかくしましょう!
つなぎさえあれば、とても美味しいハンバーグが食べられますよ!