なすの断面に茶色い斑点や黒いつぶつぶが出来る原因は、断面が空気に触れて酸化したか、冷蔵庫内の野菜室以外で保存し、低温障害を起こしてしまったから。
実はなすって素早く調理をするか、塩を一つまみ入れた水に浸しておくか、野菜室で保存をしないと、断面に茶色の斑点や黒いつぶつぶが発生します…。
今回はそんな、なすに茶色の斑点が発生する原因や、なすは具体的にどのようにして保存すれば良いのかを詳しくご紹介しますね!
なすの茶色い斑点や黒いつぶつぶの正体は何?
なすに斑点や黒いつぶつぶができる原因
なすをカットしたら現れた茶色い斑点は、酸化したポリフェノール、もしくは低温障害で劣化したなすの組織であり、黒いつぶつぶは鮮度が落ちたために変色した種なんです。
なすはリンゴと同じように、カットした断面を長時間空気にさらしてしまうと、含まれているポリフェノールが茶色に変り、斑点模様が出来てしまうんですよ!
しかもなすは夏野菜の一種なので、低温にとても弱く、低い温度で冷蔵しておくと劣化が進み、やっぱり実の断面に茶色く変色した斑点が出てきます。
また、なすの種も鮮度が落ちてしまうと、黒いつぶつぶに変化してしまうんですよね…。
このようになすって何気に、デリケートな野菜だったのです…。
私も以前、もらいもののなすを調理した時、カットした後、塩水に浸けておくのを忘れたため、茶色の斑点が出来たことがありました…。
茶色の斑点の原因はポリフェノールの酸化か、野菜室ではない場所で、冷蔵保存したことによる低温障害です。
ただし、ポリフェノールが酸化したり、低温障害で変色しても、なすの栄養価や風味は、まだ新鮮ならそこまで落ちることはありません。
なすの斑点や黒いつぶつぶを防ぐには?
茶色の斑点や黒いつぶつぶが発生するのを防ぐには、
・なすをきちんと野菜室で保存する
・カットしたら、塩を一つまみ入れた水に3分程度浸す
・鮮度が落ちる前に食べきる
こうすることで予防できますよ!
でもなす自体の鮮度が落ちていると、カットした断面に、茶色の斑点模様が出来るだけでなく、種が黒くなるし、更には、風味や栄養価も減少しています…。
そのため、なすは冷蔵庫の野菜室にきちんと保存しておいた場合でも、10日間以内には食べ切るように心掛けると良いですね。
私もなすを時々、義実家からもらうことがあるので、必ず野菜室で保存を心掛けるようにしました。
なすも鮮度が良く正しく保存されており、またカットしたら塩水に浸せば、茶色の斑点も、黒いつぶつぶも発生しないのでどうか安心してくださいね!
特に正しい保存方法をすれば、なすは鮮度を維持したまま、変色の原因の一つである低温障害も食い止められますよ!
なすの保存方法は常温・冷蔵・冷凍どれがいい?
なすの保存は10日間以内に食べ切るのであれば、冷蔵庫の野菜室に入れ、10日間を超えるなら冷凍保存するのがベスト!
常温だとすぐに劣化したり鮮度が落ちるので、くれぐれも注意しましょうね。
◎冷蔵保存
冷蔵保存する場合は水気をしっかり拭き取り、ラップをして保存袋に入れて、野菜室に入れておけばOKですよ。
保存目安:約10日
◎冷凍保存
冷凍する場合は調理しやすい大きさにカットしてから、フリーザーバッグに小分けにして入れて、空気を抜いて密封します。
保存目安:約1ヶ月
冷凍したなすは、なんと約1ヶ月間は鮮度も、美味しさもキープしたまま保存できるんですよ!
ぜひなすを保存する際には、いつ頃までなすを使うのか、なすを長持ちさせたいかに応じて、冷蔵か冷凍か決めていくと良いですね。
大量になすがある時は、冷凍した方が断然に良いですよ!
冷凍したなすは自然解凍すると、また変色してしまいやすくなるので、凍ったまま加熱調理をしていきましょう。
なすの保存方法って、斑点模様を出したり、種を黒くしたりするのを防ぐのに重要。
私もまだあまりなすの保存方法の知識がない頃でも、野菜室に入れて保存をしておいたので、どうにかなすの変色を防止できました。
なすの見た目もキレイなままにしておきたいのでしたら、野菜室で保存するか、長期間保存したい場合は冷凍していきましょうね!
茶色の斑点も黒いつぶつぶも、出にくくなってとても安心ですよ!
まとめ
なすの断面に出てくる茶色の斑点は、空気に触れて酸化したポリフェノールか、低温障害で劣化したなすの組織ですね…。
また黒いつぶつぶは鮮度が劣化したことによって、変色した種なんです!
変色を防ぐためにも、なすはカットしたら塩水に軽く浸すか、冷蔵庫の野菜室で保存をしましょう。
そして冷蔵保存の場合は10日間以内に食べ切ること。
より長期間、鮮度を保ち変色の原因である劣化を防ぎたいなら、
なすを冷凍保存していくと良いですよ!
見た目も良い状態のなすをしっかりキープしましょうね!